今夕は真福寺での落語会、最近は1回/月のこの催しのファンになってしまった。
今日は前座が「鈴ヶ森」、ぜん馬師が「千早振る」、雲水師が「花見の仇討ち」、そしてトリが談幸師で「宗珉の滝」。
やはり最後はじっくり聞かせるこんな話が良い。
やはり季節柄、「長屋の花見」とかでるかと思いきや「仇討ち」だった、それとぜん馬師の「ちはや振る」も良かったが、少々声に力が無いので体調が心配ではある。
この落語会は4人で内一人は前座、やはり前座さんの話は聞いてて気が気ではない、まるで親が子の学芸会を観る様な気分になってしまう。
そして真打が3人続くと安心して話に没頭できる、これが1500円の木戸銭は安い。なお本日の抽選会はハズレ。
ところで開宴前に本寺の御上人さん(位は不明)からこの催しの由来からこれまでの流れのざっとした説明が有った。
当初は地下の講堂での会だったらしが師匠達が
「ご本尊の前でやりたい」、
「え~!ご本尊の前で廓噺もするんですか?」
「人間の業の話だからちょうど良いでしょ」
みたいなやり取りがあって今に至っているらしい、こんな所も落語らしく洒落てて良い。
なお6月から2000円に値上げする様だが受けて立とうじゃ無いかい。
最後の画像(桜)は昨日の仕事帰りに通った公園の桜、まだ三分咲きだった。