BBC制作のオムニバス12話(シーズン1,シーズン2)で妙に取りつきにくいながら、最後まで行くと結構ワクワクした。
毎回ドラマの造り(状況、展開、落ち、ブラック・ユーモア度)が異なっていて、これを書いたライターさんに一票投じたい位。
そして昔夢中になった「トワイライト・ゾーン」を彷彿させるドラマ。
(と言ってもリアルタイムでは無くてレーザ・ディスク時代にこつこつと収集した)
ともかくいろいろなエピソードが満載なので、飽きずにたのしめた、お気に入りのを2点ほど。
「トムとジェリー」
作家志望の小学校教師トム(リース)の元に、ホームレスのミグ(スティーヴ)が落とした財布を届けにくる。
嫌々ながらもミグを部屋に招き入れるトム、が段々とミグを親密になってゆき怠惰な性格が乗り移ってゆく。
そしてそれから恋人ジェリーとの関係や周囲との関係もおかしくなり始める。
これがいかにも「トワイライト・ゾーン」的な作風で落ちも凄い。
「最後の息」
有名なポップ・スターが病床の少女の見舞いにとある家庭を訪れる。
そして少女のために風船を膨らました後に急死する。残った大人たちは有名人の最後の息がはいった風船が高値で売れとと考えて奪い合いのドタバタ劇を演ずることとなった。
この物語の最後はある種の清々しさがあって他の作品とは一線を画する。
他にも紹介したいエピソードはあるがキリが無いので。
今回はアマプラでシーズン2まで観たが、これは5シーズン位まであるそうなので機会があれば是非とも見ようかなどと。
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