これは久々の拾い物「都市と都市」、地味で硬派なSFドラマ、各話60分で全5話というのも週末を過ごすには最適な尺。
このドラマが描く世界観が独特で、二つの都市国家の間で起こった殺人事件を敏腕刑事が追いかけるうちに都市国家間の秘密に付き合たるというもので、「ソイレント・グリーン」「ブレード・ランナー」みたいなデストピア・ストーリと謎解きが楽しめる。
どうやら原作はかなりの名作の様だが、この話が創作されたのが冷戦下の20世紀ならまだしも21世紀に入ってからと言うのも面白い、作風はあきらかに冷戦下の様な物語。
〔内容〕
複雑に絡み合う2つの都市、ベジェルとウル・コーマの境界線近くで若い女性の遺体が見つかる。当初、被害者は売春婦だとされ、黄色のバンから発見現場の荒れ地に遺体を遺棄する目撃証言もあり、さほど目新しい事件ではないと思われた。しかし“ベジェル”の重犯罪捜査課のティアドール・ボルル警部補はある過去の事件との類似性を感じ、この事件への見方が変わる。ボルルはコーワイ巡査と共に捜査を担当することになる。
(そしてウル・コーマに捜査に出向き、第三の都市オーシニーに触れたりと、、、)
結構英国ドラマ・シリーズは自分の感性に合っているみたい、そして昔なら迷わず小説に手をだしたもんだが、今じゃツン読専門でその元気は無い。
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