権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

鉛蓄電池復活プロジェクト  [中間報告]

2015-11-02 14:33:12 | 電子工作

結果は未だ出ない。(と言うことにして置きます。)
約50時間程バイクのバッテリで試してみたが、デサルフェーション回路の劇的な効果は無い、が、バイクのセルが動く気配を見せるとかの回復傾向は感じられる。
定量的な評価が出来ないので、薬草による民間療法の様な感じ、年内いっぱいは気長に様子を見ようかと思う。
この回路自身は受動回路でバッテリからの給電で機能する、と言うことは付けておくとバッテリが放電してしまうので、普通の充電と本回路の接続を繰り返すことになる、これが結構面倒くさい。

最終的な回路は、20kHz以上での発振(寄生発信は200KHz以上も、これが取れない!)に変更。
 



それにつけても電子部品も結構進化していて「定電流ダイオード」なる便利な素子も安価に手に入る様になった。
LEDランプを点灯するのに大体10mA流したい、抵抗で実現するならば[抵抗値]=([電源電圧]-[LED順方向電圧])/[LED順方向電流]
実際の数値を入れると、R=(12-3.3)/10E-3=870[Ω]となる。 ところが電源電圧が6V位まで低下するとLED順方向電流が3mAまで減少して真っ当な点灯が難しくなる。 こんな時に定電流ダイオードならば常に2~30Vの間で10mAを保証してくれる。
これを実現するには昔だったらトランジスター1個、抵抗3本位、およびツェナーダイオード1個等々を使って回路を組む必要があったが、便利になったもんだ。 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オフ ~石川町の電子部品屋... | トップ | 丹沢 塔の岳~鍋割山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

電子工作」カテゴリの最新記事