「逆転のトライアングル」と「バビロン」の二本立てで少々くたびれた、と言うのも前者が2時間20分、後者が3時間で午後1時に席について19:30まで。
でも2022年の話題作が二本立てとお得で面白かった、それに「バビロン」は音響の良い映画館ならでは楽しみ堪能。
映画館で見ると音響の良さは楽しみでもある。
「逆転のトライアングル」
インフルエンサーとしても活躍する売れっ子モデルのヤヤは豪華客船のクルーズ旅に招待され、モデルの恋人カールと一緒に参加することに。彼ら以外の乗客はロシアの新興財閥や武器商人をはじめいずれ劣らぬ大富豪ばかり。そんな超絶セレブたちの豪華クルーズは、高額チップのためならどんな無理難題も笑顔で従う客室乗務員たちと、料理や清掃を担当する裏方スタッフたちによって支えられ、ゴージャスで快適な旅になるはずだった。しかしやがて、アルコール依存症の男が船長を務める船は、激しい嵐の中を進んでいくことになるのだったが…。
(出典:全洋画オンライン)
ブラックユーモア満載のコメディで、先行きの展開が結構楽しみなのと効果音の使い方が面白い。
最初は「ポセイドン・アドベンチャー」風の群像劇でTVシリーズ「ロスト」みたいな展開、そして結構笑うシーンがあった。難を言えば全2時間28分の尺は2時間以内に纏めてくれたら良かったけれども。
「バビロン」
映画産業が急成長する中、量産されるサイレント映画が莫大な富を生み出していた1920年代のハリウッド。毎晩のように開かれる豪華なパーティの主役は、サイレント映画の大スター、ジャック・コンラッド。そんな贅を尽くした規格外のパーティに潜り込んだのは、映画スターを夢見る怖いもの知らずの新進女優のネリー。彼女はそこで映画製作を夢見るメキシコ移民の青年マニーと出会い意気投合。ネリーが映画関係者の目に留まりハリウッドデビューのチャンスを掴む一方、マニーもジャックに気に入られ、彼の助手に抜擢され、晴れて憧れの世界に足を踏み入れていくのだったが…。(出典:全洋画オンライン)
この映画は「雨に唄えば」みたいに映画史(それも内幕)のぞけることが面白い、実際「雨に唄えば」が直接・間接に引用されていて、最後はギャングまで出てきてのドタバタぶり、そして主人公が1952年の映画館で「雨に唄えば」を見て終わる。
ブラッド・ピッドは脇を固める役者といった感じで、なかなか重厚感があってよかった。
この映画も2時間位にまとめてくれたらありがたい。
最新の画像[もっと見る]
- 新米 3日前
- 新米 3日前
- 「デビルズアワー」 シーズン2 4日前
- 「デビルズアワー」 シーズン2 4日前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
- 北海道出張‐名寄 1週間前
健常者でもこの二本立てはある種の苦行です。若いころでも「ベンハー」と「十戒」の二本立てがあればかないの苦行だったろうと思います。
(そういえば「人間の条件」全6部を徹夜でみた覚えがあります、あの頃は若かった。)