「刑事コロンボ/仮面の男」、これも面白いドラマだった、と言うか「祝砲の挽歌」に続いてのパトリック・マクグーハンがゲストなのでそれなりに重要。
これは今回の放映で未だ2回しか観ていない、あらためて観ると冒頭の被害者はレスリー・ニールセンが演じていて、何とも懐かしい。
実はこの人は「禁断の惑星」では二枚目の主演、その後ジェームズ・ボンドのパロディ映画で一気にポピュラーになった人、昔のドラマを見てるとこんな発見が妙に嬉しい。
パトリック・マクグーハンについては、このエピソードもそうだがコロンボの監督を結構こなしていて、映画出演は片手間だった様な気さえする。
(やはりP.マクグーハンは格好いい。)
〔内容〕
CIAの責任者ブレナー(P・マクグーハン)のもとに、かつての部下ヘンダーソンが現れた。
彼は、ブレナーが情報を洩らして私腹を肥やしていることを知っている。ブレナーは時刻入りのテープを吹き込んでアリバイを作り、ヘンダーソンを殺害。
コロンボはテープを繰り返して聴き、やがて動かぬ証拠を見いだす……。
このドラマも最後の締めが非常にスマート、このシリーズはこんなとこが後を引くのかも知れない。
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