本日は大森の名画座で朝からデンマークの刑事ドラマの「特捜部Qシリーズ」三本立て。
9:45---16:00頃までぶっ通しで予備知識無しでみたら面白かった、どの位かというと「セブン」に匹敵する面白さ。
くせ者刑事が失敗をしでかして地下の特捜部Qという新設部署に追いやられて、過去の解決した事案を再検証することになって、面白い事件が掘り返されて行く、、、。
このシチュエーションはモルダー/スカリーでお馴染みの「Xファイル」とまったく同じ出だしで、コンビの風合いは「リーサル・ウェポン」、進行は「セブン」と言った感じ、これって一視聴者の単なる主観ですが。
「檻の中の女」
捜査ミスにより部下を殉職させ、自身も重傷を負った経験を持つ殺人課の刑事・カール。新設部署である特捜部Qへ配属されることになったが、そこは未解決事件の残務整理を主な業務とする閑職部署だった。仕事をしていく中で、カールは5年前に起きた女性議員の失踪事件に興味を持つ。議員のミレーデが、船から姿を消した後自殺として処理されていたのだ。助手アサドの力を借りながら、カールは再調査に挑むのだが…。
(ワイラー監督の「コレクター」を思い出してしまった。)
「キジ殺し」:経済界の大立者が犯罪癖のある’悪’だったという話。
「Pからのメッセージ」:誘拐を繰り返す男を追跡する話、’信仰心’を裏テーマにしたりしてこれが一番面白かった。
(三作目なので少々疲れ気味だったが)
こんな三本立てが1100円で観れるとは超ラッキー、でもありがたみが多少薄れるのが少々問題。
ともかく馴染みのないデンマーク映画ながら、ハリウッドみたいなドタバタ量が適度で良く出来た映画ながら大ヒットした話は聞かないので、配給会社が本腰を入れなかったのかも知れない。
でもそのお陰でこうして名画座で三本立てを楽しむことが出来た。
昨晩は録ダメした「刑事コロンボ」を見たが、これも良かった。
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