権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

停電体験記

2011-03-12 20:35:38 | 日記・エッセイ・コラム

大きな地震だった。
東海大地震が叫ばれて30年位経つだろうか、東北沖で昨日の地震はM8.8だと。
「東海」を追い越す様に「新潟」「奥尻」「関西」、そして今度の地震で東海大地震の地域に縁ある者として複雑な思いがある。
ともかく想像できない大きさで、こちらも昨日15:00頃から今朝未明(4:30AM)まで停電。

夕刻17:00頃に家に戻るも電気は無し、暖房も無し、TVは無し、水も出が悪い。
オール電化の我が生活を救ったのは一台のカセットコンロ。
これで紅茶を飲んで落ち着いて、通電されていない冷蔵庫(大型保冷ボックス)から残り物を出して暖めて、懐中電灯を頭に取り付けて正座して食事をした。(正座しないと明かりがうまく当たらない。)
そしていよいよ夜は暗く寒くそしてラジオの音しか無い状態となって、寝袋を出して包まってじっと復旧を待った。
Teiden
待っても復旧する様子は無く、9:00PM、車で隣町まで行き(ここは何故か停電ではない)、カップヌードルやらスナックを仕込んで帰る。町はずれを境に明かりの無い世界から、明かりの世界へ。「未知との遭遇」でこんなシーンがあったかの様な。
10:00PMには布団に入って、IPodを聞きながら寝る。
4:30AMに突然の明かり点灯でしっかりと覚醒、良く寝れたのかどうか判断付かない感じで朝を向かえた。

そして今TVによると福島原発で「チャイナ・シンドローム」があったそうな。
人的被害が無ければとひたすら祈る、「スリーマイル島」やら「チェルノブイリ」の悲劇は見たくも聞きたくも無い。
停電が復旧して「ほっ」とした所で、原発の事故、まったく複雑な思いだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飯盛山(めしもりやま) | トップ | Yオークション »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事