大晦日の夜、録ダメ映画の虫干しでとっておきの「ナバロンの要塞」を見た。
もう何回も見ていて面白さは熟知していたがそれでもやはり面白かった、いまだに古臭さの無い冒険活劇。
まぁアリステア・マクリーンと言えば超一級の冒険小説作家で、その昔は夢中になって彼の小説を読んだもんだった。
今の冒険活劇はせわしなすぎて一休みさせてくれないが、この当時のはバランス良くハラハラさせてくれる、これが良い。
マクリーンが映画用に書いた「荒鷲の要塞」も面白かった。
<内容>
ギリシャ・ナバロン島に据えつけられた2門の大砲を破壊するため、6人のメンバーからなる特殊部隊が結成された。イギリス駆逐艦がここを通過するまでに、大砲を破壊しなければならない。彼らは、ナバロン島南側の、400フィートもの絶壁に取りつくが……。
音楽がディミトリ・ティオムキンで(「遥かなるアラモ」とか「北京の55日」とか)、これも良い。
サントラ抜粋/60.ナバロンの要塞
「ラストベガス」
これはロバート・デニーロとマイケル・ダグラスの絡みが見事、まだまだ客を呼べる役者だと思う。しかしこの二人が絡む映画は初めてだし、絡む様な年代だったことに驚き。
「左ききの拳銃」
ビリー・ザ・キッドを若きポール・ニューマンが演じていて、この役者は若い時から非凡だったんだとしみじみ思った。
何となく英雄視されている(アメリカでは墓石が齧られるほどの英雄らしい)ビリーの一生を描いた破滅に向かう西部劇。
全然知らなかった映画だけに良いものを観た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます