只見の三瓶さんがウグイの飯ずしと馬刺しを送ってくれた。
店の者は、う、臭いなんの匂いと大騒ぎ。
自分はこの匂いで涎が出てくる。
パブロフのよだれだ。
晴れて店もそれなりに忙しかったそうだ。
学食から早めに帰って薪を運んだ。
西日が越後三山を染め出した。
急いで写したがもう権現堂の奥の山は光が少なくなっていた。
半月、ウグイの飯ずしと高千代のコップ酒で出来上がった。
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