おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

山紫水明

2007-04-20 08:16:34 | Weblog
昨日は目線に雲が浮かんでる高さの峠に行った。
羊雲が永遠に連なって。
娘とミッキーと三人で。
ミッキーは子供見たいのもので。
地震の後憔悴している家族を救うために神様が授けてくれた。
動物嫌いの妻が一番喜んで車に乗せて山に連れて行ってる。
ある時あまり戻ってこないので置いて来ようとしたと話したら、ミッキーがいなければ気が狂ってしまうと言った。
その時たまにのつきあいしかない僕もミッキーはうちの息子なのだと心より思った。
今日は雲ひとつない天気。
気温が21度になって、ブナの緑にこぶしの白が水彩画のような景色になっている。
予約がたっぷり。
山菜料理がたっぷり。
手間も愛情もたっぷりかける。
忙しくてブログがかけない。
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高い山白く輝いて

2007-04-19 09:41:53 | Weblog
昨日は冷し中華を作って食べた。
暑い訳ではないのだが、これから暖かい日には売れると思い確認の為にしてみた。
木の芽を乗せたりアザミを乗せたり筍の煮物を載せたりした。
一般的なきゅうりなど載せない冷し中華なら旬な物を使うということで通年提供できるし、季節感とたまには冷しでもという人に良いかと思った。
こんな感じのことなど書いていたら投稿を忘れて消えてしまった。
夜帰り読まなければいけない本があったが、眠くなってそのまま寝てしまった。
早めに目覚めて布団の中で拾い読み、考える事が一杯あった。
予言通り、お天気。
すっきりした寒さ。
越後三山は広がる柳の黄緑の雲海の上に新雪で白く輝いている。
九州では阿蘇に雪が降ったそうだ。
昨日採ったアザミをアク抜きしておいたのできんぴらにして使う。
市場にヒラメの注文をしておいたのを取りに行く。
もう連休の準備が始まって、昨日は海老を仕込んだり窓ガラスを拭いた。
二階部分が店舗なのでタイヤショベルのバケットに乗って窓を拭く。
よく拭いたつもりだったが中から見ると筋目が付いている。
今日は激震ラーメンのチャーシューを仕込んだり、山菜取りに行く。
板長が休日柏崎に行って大きなエビフライを食べていたら、同じ町の人も来てエビフライを頼んだそうだ。
その話を聞いて前から検討してサンプルを取って置いた大海老を同じようなメニューに使おうか話し合った。
簡単な調理方法なのだが高くて原価がかかりすぎるのでまだ悩んでいる。



続く
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冷やし中華

2007-04-18 14:52:46 | Weblog
昨晩自宅に着き、車のドアを開け、ドアにつかまりため息をついた。
思い直して夜空を見上げてみた。
雲の切れ間から優しげな星がまたたいていた。
ここからかなり書いておいて投稿を忘れてしまったらしく続きが消えていた。
板張が休みで大したお客さんが来た訳ではないのにバタバタしてしまい、そのまま帰ってしまった。
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春の土用

2007-04-17 17:28:44 | Weblog
一日中小雨がぱらついて柳やブナの芽吹きも濃くなってきた。
裏の大沢川に行きコゴメを採って、送ってやろうと思ったがなかなか進まない。
マキ婆に頼んで、とう菜を取ってもらって頼まれた漬物と一緒に送ろうと思い川岸を歩いた。
他人が採った後ばかりでなかなかたまらなかったがどうにか少し採れた。
アザミやイタドリもあったので一緒に入れてやった。
明日は土用の二日目、土用二郎。
マキ婆がまた言った。
土用二郎に天気が好ければ、土用内天気に恵まれると。
自宅に帰ったら、ゼンマイが煮てあって、妻がミッキーの散歩のとき採ったと話した。
昔から土用ぜんまいと言って、その頃からぜんまい取りが盛んになる。
今年は一度に皆山菜が出て取るのに手が回らないだろう。
夜は予約が二つ。
休憩がないので疲れた。
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桜七分ブナの芽吹き

2007-04-16 09:06:11 | Weblog
仏壇の前に寝ていると母が仏様のご飯を供えている音が聞こえていたがそのまま寝ていた。
予約が無いのと板長が有給休暇。
僕も無給でいいから欲しいと思った。
そしたらうとうととして夢を見ていた。
しげ丸さんが荒れていて、仕出し用の料理を駄目にして何処かに行ってしまった。
そこの場所は何処かの飲食店の気のいい夫婦の店。
今度店を作るのでその料理に使うのだとかの話、弁償するから店に食材を採りに行こうとしたが大雪で車がうまく動かなく行ったと思ったら道が荒れて通れなくなっていた。
いつもながら、寒くて毛布を探していた。
自宅で朝ごはん。
店に来ると電気が点いていない。
マキ婆が川口温泉みたいに店も節電、社長が代わると温泉も変わったと話してくれた。
叔父が社長になったのだ。
でも給料はほとんどないらしい。
又憎まれたり驚かれたりで、再建に向かう。
予約に使った山菜があるのと、店の横に太いコゴメがでてきたので余ってもしょうがないから昼定食は山菜定食にした。
近所の農家から頂いたとう菜とウルイ、そしてマグロで酢味噌和えを付け、ほかフキノトウとコゴメの天ぷら、米ナスにひき肉山菜あんかけ、コゴメとセリの胡麻和え、味噌汁は大根の千切りに竹の子の姫皮を入れた。
自分でも食べたら結構良かったので値段を上げ、もう少し手をかけて出す。
和南津のトンネル手前の桜がだいぶ白に近づいてきた。
まだ桃色が残るが七分咲きぐらいになって新道島のブナもはっきり若葉が判る様になって来た。
桜もいいけど今日の小雨交じりの景色で素晴らしいのは、上下権現堂山明るくはっきりが見え、ところどころ白い霧が沸きあがっている。
その手前に流れる魚野川の柳の緑が濡れて静かに燃えている。
県会議員になったゆうじさんが当選の挨拶に来た。
こんな近くで一対一で話せることがないだろうから言う事はかなり言った。
自分が店を造る時の覚悟、店は働いている人の為と、お客様の為にあること。
この店や子孫が住みやすい魚沼市を作ってくれる事。
自分の人生観、地域への貢献と恩返し。
世界の魚野川になる夢。
世界中から魚野川に食事に来てもらうには僕がどういう風に考えてやって行こうかと思っている事。
あなたの反対派だった市長は僕の親戚である事。
告示の日にあなた方陣営がもう負けるみたいに思っていた時、僕が奮起して対等以上に気合を入れて行けーとメッセージを送った事、そして両陣営の凱旋車を店の真前に平等に並べた事。
そして言わなかった事が二つあった。
一つは両陣営が注文した昼食がトン勝と勝丼だったのでどれが選挙に強いかと、注目していた事。
こんな食堂の親父の戯言を聞く暇があったら政治の準備を急いでしてもらい、市長と話、自分の役割を早く実践してもらいたい事。
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本家の法事

2007-04-15 15:56:47 | Weblog
朝5時過ぎに起きた。
6時から井ざらい。
その前に道具を取りに店に行った。
トンネルを抜けるともう朝日が霧の中から昇ってきた。
魚野川の河原柳の黄緑も逆光で川霧りに霞んで影絵みたいに並んでいる。
季節が進み太陽がかなり東によってきた。
雨上がりの肌に絡みつくような朝の空気を胸いっぱいに吸い込んで眠い頭を冷やそうとした。
土と枯れ草と新緑の混ざった匂いに頭は目覚めてくれない。
一時間の下水路の掃除。
どうゆう訳か一番汚れのひどい中に進んで入っている。
ミッキーも匂いをかいでいる。
昨日の疲れで遅くてもいいよといったらほんとで来ない人がいて、レギラーだけでやっていたので仕込が間に合わないようだった。
そのうちに板長もこんな日に楽々していてとぶつぶつ始まってしまった。
しょうがないので料理を作るのを手伝っていると、自分の蕎麦打ちが間に合わなくなってきた。
その上広井さんに頼んだ運転手の事も蛍烏賊取りが優先という事になってしまった。
本家の33回忌に呼ばれているのに、今度は父が入院したから身内はすぐ来いと、電話があった。
腸閉塞の疑いがとのことだったのと、入院すれば医者がいるからかえって安心していられるので父は後回しにしてもらった。
蕎麦を急いで2回打って、本家の家に直行。
始まる寸前。
皆が急がしいけえーと耳打ち。
体も心もよれよれ。
その時地震直後の音楽の事を思い出した。
体と心がずれている事を音楽を聴いた後認識した。
住職が40分ぐらいかかるから楽にしてても良いですよと言ってくれたので甘えることにした。
お経は良い言葉の連続が多いと聞いていたので癒しの音楽と居眠りする事にした。
おかげでその後は絶好調。
父親のせいにして、中座して隠れて蕎麦を打って、病院にいった。
一週間ぐらい点滴で様子を見ようということになった。
花が咲き始めて人も動き出したのか、4時頃になってもお客さんはぽつぽつ来ていた。
久しぶりに夜も繁盛、消防関係の人たちが来てくれて冷えたビールが間に合わないほど飲んでくれた。
帰りは入広瀬まで送った。
星空を見るのが楽しみだったが曇っていて何も見えず、店に到着してから雲の切れ目にポツリと星が見えた。
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桜前線到着

2007-04-14 21:09:42 | Weblog
朝和南津トンネルの手前の桜が少し咲き始めたのが判った。
雨にぬれてまだ桃色の濃い蕾の花が杉林をバックに広がっている。
後続車がいたので瞬間的だったが、トンネルの暗い中に入ってもまだ瞼に浮かんでいた。
家族の花見ダメージでブログ時間が無くなってしまった。
明日からかなり復旧。
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寒ブナの焼干し

2007-04-13 21:25:01 | Weblog
前に荒川の寒鮒を素焼きにして甘露煮を作った。
山椒の葉を入れて作ったから山椒の香りがフナの川魚の香りと合って旨かった。
最後のフナは素焼きにしてピザ釜の上の干し場に上げておいた。
それをずーと乾しておいたのでからからになった。
魚野川に育って、川魚を良く食べていたので、フナはフナの味がするし鮠はハヤの味がわかるから、自分で楽しむ蕎麦の出しに取って置いた。
そしたら夜家康さんが仲間とのみに来たから、見せて話をした。
イロリ端だったので、素焼きしてからフナ酒にするかといったらもう出来上がっていたので喜んで飲んだ。
始めは変な匂いがするといっていたが、最後は慣れてこれもいけるということになった。
花見をしたために時間がなくなって、やっと日記を書いた。
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家族で花見

2007-04-12 21:35:19 | Weblog
昨日のどたばたで疲れ朝寝をした。
店についたら板長も来て仕込みをしていた。
お昼を休むといったら志保ちゃんも休みでどうするのと、言うからケンコさんも来るからと言ったら、それじゃ間に合うかという事になったので妻と娘とで花見に行くことにした。
その前に蕎麦を打って市場に買出しに行って、11時になってしまった。
久しぶりのお出かけで妻は張り切りスカートとマスクをしてきた。
マスクをするぐらいならもっと重装備なのがいいのではと思ったが後の祭りだった。
咳は出るし寒いと言うし熱くても窓を開けられなかった。
自分のジャンバーやアノラックをやってもも着ないし、本当に花見に行くつもりだったのだろうか。
海のほうに向かって桜並木を探しながら走った。
今年は花の付が悪いような感じ。
快晴だったがやはり風は冷たく、気分がいまいちだった。
日本海が見え海の青さと花で、気分もかなり良くなってきた。
娘にあまり繁華街を見せるとそれが気になって又調子を崩すといけないので山路ばかり走った。
山桜やこぶしの花咲く里の道を走り、ミヤマイラクサを取って帰った。
夜は宴会が2つ。
イラクサの天ぷらとイノシシ肉を入れてイラクサ汁を作った。
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日本ミツバチ

2007-04-11 08:56:05 | Weblog
横のプルーンの木に板雀達はみな所帯を盛ったらしく遊びにこなくなった。
店の周りで大騒ぎした鳥たちも皆いなくなってしまった。
川岸の柳にかかった大きな巣は口細ガラスのカー助の巣、カー助が近くの木で見張り番、巣からのぞいているのはカー子の頭。
雨で曇り湿った大地に緑が多く輝いている。
昨日キンちゃんが来て、長野のミツバチの先生のとこに行くから行かないかと言ってきた。
長野はきっともう桜も咲いていいだろうなと思い行きたいねーと呟いていたのをキンちゃんが聞いて、たまにはどうだいと又誘った。
それから妻もどこも行ってないから、気休めに誘ってみようと考えてよる返事する事にした。
でも明日予約があるので無理をして何とか行けるかと思ったとき星野さんから電話で山森先生とのみに行くぞとの電話。
お昼過ぎから店の手伝いを全然しなかったから、みんなの手前夜飲んだら行けないナーと思うようになった。
キンちゃんが飼っている日本ミツバチの一組を店の横に持ってくる計画があったのと、もしかしたら長野はりんごや杏の花盛りかもと考えがあって、少し落ち込んでいる妻の気晴らしにと思い込んでいたのだった。
夜は大宴会。
星野さんにガクさんそれは失礼だよの連発をさせてしまった。
板張が休み。
朝予定表を見たらいきなり予約があった。
真面目にがんばらなくては。
水曜日なので忙しいと思った。
ところが暇、それで前から遣らなければと思っていた、フキノトウソフトクリームののぼりを作った。
無地ののぼりを買って置いたのに、水性ペンキで文字を書いた。
二つ作って並べたら結構見る人がいた。
デジカメで写真を撮る人もいた。
宴会の人達は朝断りの電話を入れてきた。
緊急事態発生とのこと、ところが夕方又電話があって問題解決だから股のみに行くとのこと。
もう時間がなかったが何とか間に合った。

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