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Mikuのブログ

「脱原発」は民主運動か?─日本から自由を奪う「エセ革命」

2012-08-10 10:36:04 | 政治・国防・外交・経済

2012年5月末、エジプトでは60年ぶりに大統領選挙が実施され、その結果、ムスリム同胞団が推すモルシ氏が国民の幅広い支持を受け、大統領に就任しました。

この発端となったのは、チュニジアから始まり、中東の若者の心に革命の炎を灯した「ジャスミン革命」です。

「王政打倒による民主化」の名の下に、既にチュニジア、リビア、そしてエジプトなどが民主国家への道を歩み始めています。

一方、日本では「脱原発デモ運動」が「紫陽花(あじさい)革命」と呼ばれ、一部の国内メディアにおいては、「あじさい革命」のような運動こそ民主主義の原点であり、「安保闘争を超える」と礼賛する論調も出ています。

しかしながら、この「あじさい革命」は二つの大きな矛盾をはらんだ「エセ革命」であると言えます。

1. 「あじさい革命」は「日本の民主主義の死」をもたらす

なぜなら、民主国家に必要不可欠なはずの「国にとって何が正しいのか」という「見識」が欠落しているからです。

「脱原発」運動は、マスコミや一部の意図的な扇動者が作りだした「科学的根拠なき感情論」により、多くの人々が「大衆化」された運動です。

既に原発敷地外では、誰も健康被害を受けないという「科学的見解」と、原発事故による死者はまだゼロであるという紛れもない「客観的事実」は揃っています。(高田純著『放射能・原発、これだけ知れば怖くない!』)

にもかかわらず、先月その事実を述べたに過ぎない中部電力社員に対する多数の苦情など、大衆扇動による実質的な「言論封殺」がまかり通っています。

一方で、脱原発を推進するドイツなど一部の国を除いた政府、そして海外メディアは一様に「今まで3割の電力を原子力に頼ってきた日本にとって原発再開は当然、脱原発は道理にかなわない」と冷静な反応を示しております。

また、収監中の元ライブドア代表の堀江貴文氏は、原発集会で坂本龍一氏が「たかが電気のために命が危険にさらされなければいけないのか」と発言したのに対し、「原発による電気がどれほどの命を救っているか、考えたことがあるのだろうか?」と述べています。

「2年半で2000冊読書できたらいい」と収監された「読書家」の堀江氏だからこそ、社会と隔絶された環境にあっても、正しい見識を得ることが出来たと言えますが、多くの人々が扇動者に盲信追従する「大衆化」が進めば、日本においてナチスドイツのような「全体主義国家」すら発生しかねません。

2. 「あじさい革命」は、日本から「自由」を徹底的に奪う

政治哲学者ハンナ・アーレントは「革命とは自由の創設であり、自由を創設できなければ革命としては失敗である」(Hannah Arendt『革命について』(1963))と述べています。

中東の「ジャスミン革命」の背景には、多くの人々が自らの生命を賭し、「自由」を獲得せんとした「革命」であると言えましょう。

しかし、「あじさい革命」を「ジャスミン革命」と同一視し、自己陶酔に陥るような風潮は断固許すことができません。

なぜなら、脱原発推進者たちが訴える「原発からの自由」は、少なくとも年間10兆円の経済的損失、そこから所得減少、企業倒産、大量解雇という経済破壊を引き起こし、国民の「自由」の領域を劇的に狭めてしまうからです。

突然の失業など、生活環境の激変を余儀なくされることで、年間3万人以上の日本の自殺者が更に急増することが大いに予想されております。(『正論』京都大学大学院教授・藤井聡著「原発が止まる『地獄』こそ直視を」)

「あじさい革命」に参加される方々には、「死者の出ていない原発汚染」は許されず、「景気悪化による自殺者増加」はなぜ許されるのかということをこそ、まず問いたいと思います。

以上のように、「民主主義と革命」という美名の下で、人々の自由を奪っていく「エセ革命」に騙されてはいけません。

そのためには、まず原発がどれだけ「人類にとって有益なものであるか」という正しい知識を持つことが大切です。

第一に、原子力エネルギーはほぼ資源を必要とせず、化石燃料に依存しないため、国家戦略における独立性を担保できるという点が挙げられます。

原発が更に普及し、化石燃料への依存度が低下させることで、国際政治の混迷の原因となっていた「戦略物資としての原油」という変数を減らすことができ、国際平和への道が近づくと言えます。

中東においても、安価で継続的な原子力エネルギーが民主化後の国力を支えながら、産油国の体制内民主化をも後押しすることにも繋がります。

第二に、日本の原発技術・安全性は名実ともに世界No.1であるという事実です。震災以降もその評価は変わりません。

なぜなら、福島の原発事故は原発自体の性能ではなく、菅前首相をはじめとする人為的な判断ミスの集積によるものであることを、各国の政府筋は既に見抜いているからであります。

だからこそ、日本の「国富」の基となる原子力技術を更に高めるためにも、国内での「原子力の火」を止めてはならないのです。

「日本が誇る原発技術は、世界中の人々の生命と世界平和にも貢献する秘密兵器である」という正しい認識に基づいて、幸福実現党は「脱原発反対」「原発輸出推進」を引き続き訴えて参ります。

日本の「自由」を守りぬくためにも、原発の継続を問う政府のパブリックコメントに原発の必要性を投稿して参りましょう!(詳細は「エネルギー・環境に関する選択肢」への意見投稿(パブリックコメント)について(締め切り迫る■8月12日)」⇒http://www.hr-party.jp/new/2012/27467.html

幸福実現党は立場や組織に関わらず、ご賛同いただける皆様と力を合わせて、日本を正しい方向へ導いて参ります。今後ともご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

ちなみに、私、城取良太は、来る8月24日(金)20時より、ユートピア活動推進館において「誰でも分かる中東事情と日本が果たすべき役割」というテーマでウィークデー政策研究会を開催させて頂きます。皆様のご参集お待ち申し上げております。(HS政経塾1期生・城取良太)

 

 

 ユートピア活動推進館

 〒107-0052
 東京都港区赤坂2-10-8
  TEL: 03-6277-6937
  FAX: 03-6277-6936

    電話受付時間(10:00~18:00)

 

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勝利した者だけが味わえる世界

2012-08-10 10:12:06 | ニュース

お約束の肩車

 

ロンドン五輪第14日(9日)レスリング女子フリースタイル55キロ級決勝。吉田沙保里がトーニャ・バービーク(カナダ)を2-0で破り、3大会連続の金メダルを獲得した。今大会日本勢の金メダルは5個目となった。

 

 

 

 

 

   勝った喜びのバックテン

 

 

 

 

吉田選手は父の元レスリング全日本選手権優勝者吉田栄勝さんの下で3歳でレスリングをはじめる。

もともと、飛びぬけて強い選手ということでもなかったそうだが、ずば抜けて負けず嫌いのがんばり屋、子供の頃に金メダルをとった兄弟子を見て「自分も金メダルが欲しい!!」と父親に泣いてせがんだという。父の栄勝さんは「金メダルはコンビニにもスーパーにも売ってないんだよ、頑張った子だけがもらえるんだよ」との言葉に金メダルだけを目指して猛練習を重ねてきた結果だという。

 

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NASAの火星探査機が着陸に成功 欧州やインドも火星探査に名乗り

2012-08-10 09:38:25 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

NASAの火星探査機が着陸に成功 欧州やインドも火星探査に名乗り
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4683

モニター画面を食い入るように見つめていた人たちが、一斉に跳び上がり、歓声を上げる。オリンピックではない。米東部時間6日午前1時半、探査車が無事に火星に着陸した瞬間の、NASAの管制室の様子である。

今回着陸した火星探査車「キュリオシティ」は、NASAがこれまでおよそ25億ドルを費やして8年にわたり開発してきた。測定装置などを10個装備しており、今後2年間の調査で、火星が生命維持にふさわしい環境なのかを探ることになる。

                      着陸直後 

オバマ大統領は、「2030年代半ばまでに有人火星探査を実現する」という野心的なゴールを掲げており、今回の探査車の着陸成功は、それに向けた一歩になる。その一方で、財政問題の深刻化を受けてNASAの予算は削減傾向にあり、概算要求の段階にある2013年度予算で、オバマ政権は惑星探査予算の20%削減を打ち出している。

とはいえ、世界経済の減速が懸念される中にあっても、各国は火星探査プロジェクトを着々と進めている。欧州宇宙機構(ESA)は2016年にも宇宙船を火星に送る予定で、2018年からの探査開始を目指している。ロシアも採掘機の開発などを通じて、このプロジェクトに関わるとみられる。インドも小型の人工衛星を来年にも火星に送る計画を進めている。

宇宙開発は成果がすぐに出ないため、特に不況期には「お金の無駄」という話になりやすい。しかし、安定した経済発展を維持するための足腰ともいえる科学技術力には、長期的な視野に立った投資がぜひとも必要である。「科学技術立国」として力強く経済を復活させるためにも、技術力の結集である宇宙開発に、日本はもっと積極的に踏み込み、ビジョンを示すべきである。(呉)

【関連記事】
2011年12月13日付本欄 火星は「広範囲」で生命が生存可能、地下生活がメイン?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=3485

2011年10月号記事 火星に「水」発見、生命体の発見まで秒読み段階か? "Newsダイジェスト"
http://the-liberty.com/article.php?item_id=2693

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「根性焼き」いじめ被害生徒の自主退学を求めた“名門校”の隠蔽体質

2012-08-10 09:29:16 | 教育・いじめ問題・児童虐待・少子対策

「根性焼き」いじめ被害生徒の自主退学を求めた"名門校"の隠蔽体質
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4688

怒りを通り越して、呆れるしかない。

タバコ火でつける火傷の「根性焼き」を腕に20数回されるいじめを受けた高2男子生徒に対し、学校側が自主退学を求めた。教頭らは、根性焼きについては「現時点ではいじめとは認められない」と話している。つまり合意の上での根性焼きだというのだ。ネット上では「この学校腐ってる」など"炎上"している。

男子生徒は昨年11月以降、同級生3、4人から肩や腕を殴られる暴行を受けていた。担任教師の前でも殴られたという。今年5月下旬にはその場にいた同級生2人に、左腕に自分でタバコ火を押し付けるようにさせられ、その後同級生1人が生徒を押さえつけ、いじめの中心だったもう1人が腕に計22カ所も火傷を負わせた。生徒は6月に学校側に相談したがいじめが止まないため、7月から不登校になった。

8月3日に両親や同級生らを交え、学校側と話し合いの場を設けたところ、同級生らは暴行については謝罪したが、根性焼きについては謝罪しなかった。学校側は、「やけどの痕を他の生徒に見せて動揺させた」ことを理由に被害生徒に自主退学を求め、6日までに退学届けを自主的に持ってこなければ退学処分にすると通告した。生徒側は6日に宮城県警へ被害届けを出し、県警は傷害などの疑いで捜査中だ。

7日、再び男子生徒らは学校側と話し合いの場を設けた。同席した全国いじめ被害者の会理事長が「男子生徒は無理やりやけどさせられたのに、退学しろというのはおかしい」と抗議し、退学処分の撤回を求め、学校側は校長がいないとして処分を保留にすると説明した。一方で、いじめたとされる同級生も7月31日付けで自主退学処分となっている。

ネット上の感想には、「なぜ、いじめを受けた側が退学?」「こんな非常識が通ったら、いじめはほとんど正当化できる」「私立は退学させて、なかったことにするんだな」など、学校側への批判が噴出している。しかし、ネット上では大騒ぎだが、なぜか新聞各紙の扱いは小さい。マスコミまで隠蔽に加担しているのか。すでにネット上では甲子園出場校の名前が特定されている。

男子生徒が警察に訴えなければそのまま当事者は二人とも学校を去り、事件はなかったことにされていただろう。いじめ問題が発覚し、学校の名に傷がつくのを恐れてのことだろうが、その隠蔽体質がいじめを常態化させ、やがてマスコミを巻き込んだ大事件に発展させる。この国の教育に「正義」はあるのか。大人たちが正義を取り戻さなければ子供たちを教育する資格などありえない。(居)



【関連記事】
2012年9月号記事 大津いじめ事件で強制捜査「いじめを解決する方法」とは - Newsダイジェスト
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4638

2012年7月23日付本欄 大阪府教委長「いじめ加害者を出席停止」 さらに必要なものは?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4601

 

いじめ隠蔽は公立校の“十八番”かと思っていたが

私立もけっこう隠蔽している。

しかし、私立はいじめ加害者生徒を徹底的に指導し、場合によっては当然、加害生徒を退学に処する。というのが一般的なはず。学校選びの際にその辺もしっかりリサーチしておく必要があるのかもしれません。

考えても見れば私立はお高い授業料のほかにも寄付金などで経営をまかなっている。いじめ加害者の親が高額な寄付金を出していようものなら、ついつい隠蔽して事なきを得たくもなるかも。

もちろん、この記事にもあるとおり私立は学校の名誉が傷つく事は経営上の命取りでもある。

きちんと指導する学校も何故かといえばちゃんと芽を摘んでおかないと、大事になれば命取りになるから・・・・・なのでしょう。これはもっともな事です。

でも、

加害生徒を自主退学はいいけど、被害生徒の方も黙らせ自主退学にさせて、何もなかったことにする。これでは何の解決にもなってない。

とにかく、成長過程の10代が集まってトラブルが起きないわけは無く、まして“善”“悪”の基本教育が抜け落ちている昨今、“いじめ”は立派な“事件”として取り扱わなくてはならない時代に来ている。

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