自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

世界で最も核兵器に無防備な日本─中国、北朝鮮の核をなくす方法─

2016-02-27 15:27:52 | 防衛問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10830


日本ほど無防備な状態で、核兵器に囲まれている国はない。

 北朝鮮の核実験は今回で4回目。すでに核爆弾の小型化に成功し、東京に届くノドン・ミサイルに搭載できるという。アメリカ本土に届く大陸間弾道弾(ICBМ)にも搭載可能だと米軍は分析しており、北朝鮮はアメリカを核兵器で脅すことができる。

 この結果、アメリカはもはや北朝鮮に手出しできない。「北朝鮮を核保有国として認めない」と言いつつ、中途半端な経済制裁でお茶を濁すしかない。

 

 

「核の傘」はもうない

 北朝鮮は中国の核開発の後を追いかけてきたが、その中国は、アメリカに並ぶ「核大国」だ。

 日本やアメリカに届く核ミサイルは400基以上とされる。アメリカが中国と事を構えることは対北朝鮮以上に難しい。

 中朝の核兵器に対して、日本はアメリカの「核の傘」で守られていることになっているが、それも極めて怪しい。

「核の傘」は、例えば、中国が日本に核ミサイルを撃ったら、アメリカも核ミサイルで応戦すること。自国に核ミサイルを撃ち込まれる危険を冒してまで、日本を守ることは考えにくい(注1)。

 中国、北朝鮮の核兵器に対するアメリカの「核の傘」は、もうないと考えておくべきだろう。

(注1)戦後長く米中の橋渡し役を務めたキッシンジャー元米国務長官は冷戦時代、「同盟国が核攻撃されたからという理由で、アメリカがソ連と核戦争するような馬鹿げた自殺行為をするわけがない」と論文に書いている。

 

 

滅ぼされるリスクの高い国


図解

日本は世界で最も「滅ぼされるリスク」が高い

 

中国

300基以上の核ミサイルが日本に向けられている。

 

北朝鮮

東京に届くミサイルは200基以上。核弾頭の搭載も可能となっている。

 

日本

アメリカの「核の傘」はなくなっており、日本は無防備。

 

イランも「滅ぼされるリスク」は高いが……

 

イスラエル

数百発の核弾頭を保有しているとされる。最大の仮想敵国はイラン。

 

イラン

国を守るため、核武装を模索している。

 

 

 核で壊滅させられるリスクということでは、中東のイランが日本に近い。イスラエルがイランを最大の仮想敵国とし、核ミサイルの照準を合わせている。

 イスラエルの核兵器に対してイランは“丸裸"だったが、今は1年で核弾頭を作れる能力を持っている。

 これに対し、日本はまったくの無防備だ。日本は世界で最も滅ぼされる可能性の高い国、と言っていいのではないだろうか。

 しかも、中国、北朝鮮とも、核兵器を使うと言われている。

 例えば、中国が台湾を武力統一しようとする際、アメリカが軍事介入できないよう、「核ミサイルで米本土の主要都市を攻撃する」と脅す可能性が高い。

 威嚇ならまだいいが、中国は太平洋上空や宇宙空間で核兵器を爆発させて、米軍の通信ネットワークを破壊することを計画しているという(注2)。

 なお、日本も巻き込まれる台湾有事での米軍の戦い方は、以前とかなり変化している。数年前は空母が何隻も来援するプランだったが、中国が空母を狙い撃ちする対艦ミサイルを持ったことで、もう米空母は台湾近海に来ないそうだ。

 米軍の対中戦略の責任者は、「米軍はいったんグアムやハワイまで引き、4~6週間後に、無人機などによる中国本土への攻撃を行う。その間、日本や台湾は中国軍の猛攻に耐えて自力で戦ってくれ」と語っているという。

 日本が「滅びるリスク」がますます高まっている。

(注2)中国の核戦略をつくった建国の父・毛沢東は「中国の人口の半分が死んでも何年か経てばもっと多くなる」と述べ、核戦争も辞さないスタンス。これが今も受け継がれている。

 

 

核兵器についての善悪

 核兵器を宗教的にどう考えるべきか。幸福の科学の大川隆法総裁は、原則、核兵器を持つべきではないし、使うべきでもないという考えだ(注3)。核戦争で大量の人たちが亡くなると、あの世への旅立ちやその後の生まれ変わりに大きな支障が出るためだ。

 一方で、宗教的に「悪」である核兵器によって、平和がつくり出されているという逆説がある。「核による平和」は、大戦争が起こるよりもはるかに望ましい。

 だからこそ大川総裁は、核兵器は、智慧をもって消していかなければならないと思いますと述べている(注3)。

 問題は、独裁国家が核兵器を持つ場合だ。民主主義国家のように国民や国際世論のチェックが効かないため、明確な「悪」と言える。権力者一人の判断で、核 のボタンが押される危険性がある。それが中国、北朝鮮では起こり得る。そんな国が隣に2つもある日本は、まるで悪魔に呪われているかのようだ。

 大川総裁は悪魔の存在に関してこう述べている(本誌22ページ)。

人間に、『「善悪とは何か」を学び取れ。感じ取れ』ということを教えているのだと思うのです

 中国や北朝鮮の核の脅威から「善悪とは何か」を学び取り、「善」つまり「正義」を打ち立てることが日本人にいま求められている。

(注3)大川隆法著『愛、悟り、そして地球』より。

 

核兵器についての善悪は?

 

 

 


核抑止・核廃絶プラン


写真:Imaginechina/アフロ

アメリカ本土に届く中国の核ミサイルDF-31A。


「正義」とは、中国、北朝鮮が核を使う「悪」を犯させないこと。そして、長期的に核兵器という「悪」を取り去ること。以下は、日本としての「核抑止・核廃絶プラン」だ(詳しくは本誌Web版に掲載)。

 

(1) 通常兵器でミサイルを持つ

 まずは、何の反撃手段もない状態を脱すべきだ。例えば、中国や北朝鮮に向けて潜水艦から飛ばせる弾道ミサイルや巡航ミサイルを持ち、潜水艦の数も増やす。日本が北京や平壌の中枢に反撃する能力を持てば、中朝の行動に歯止めがかかる。

 

(2) アメリカと核を共有

 抑止のためには、「核を持つ」選択も十分あり得る。その場合、アメリカの核兵器を共有するのがスムーズだ。

 ドイツなどは、有事の際にはアメリカの許可で使用できる「核シェアリング」を導入している。

 これは冷戦時代、ドイツなどがソ連の核ミサイルに対するアメリカの「核の傘」が信用できなかったため、アメリカと交渉し、欧州への配備を実現させたもの。日本も同じことをすべきだ。

 一方、イギリスの場合、アメリカと対等な立場で核のボタンを共有している。アメリカの核戦略と一体性があり、日本のモデルとなる。

 

(3) 独自の核を持つ選択も

 日本独自の核兵器を持つのは、かなりハードルが上がる。アメリカは「日本には核を持たせない」政策を採っているが、日本政府として国民の安全を守る義務を果たすために、アメリカを説得する時期がいずれくるだろう。

 60年代、フランスのド・ゴール大統領は、「核を持たない国は、核保有国にもてあそばれる」として、米大統領を説き伏せ、独自で潜水艦搭載型の核ミサイルを持った。

 近年、インドが同じことをやった。70年代からの核実験で国際的非難を浴びたが、米英仏露中以外の核保有を認めない核不拡散条約(NPT)の枠外で、核 保有国の地位を認めさせた。核兵器を大量増産してNPTに違反する中国などとは違い、まじめにルールを守る日本は、インド以上に「平和的な核保有国」にな り得る(注4)。

 中国や北朝鮮の出方がエスカレートするならば、(1)~(3)のステップを一つひとつ踏むしかない。「核開発をやっていきますよ」と宣言するだけでも抑止力になる。

 日本政府は憲法解釈上、核保有は可能だとしている。憲法9条の改正以前に中国と北朝鮮の核兵器に対し、打てる手はたくさんあるということになる。

(注4)日本の核保有についてアメリカを説得できたとしても、核弾頭だけでなくミサイルや潜水艦も含め、機能する核抑止体制をつくるには10年から15年はかかる。

 

(4) 中朝との軍備削減交渉

「核廃絶プラン」はどうなるか。

 日本として核抑止力を持つ中で、初めて中国や北朝鮮との軍備削減交渉を始める条件が整う。「中国、北朝鮮が核を全廃するならば、日本もなくしましょう」と言える。 この方式を米露など他の核保有国にも広げ、世界的な「核の刀狩り」を目指したい。

 

(5) 独裁体制を取り除く

 中国、北朝鮮が核軍拡路線を捨てないならば、両国の体制そのものを取り除かなければならない。

「善悪とは何か」を学び、正義を打ち立てることは、中国や北朝鮮の人々がより幸福な人生を歩めるようになることを意味する。大川総裁はこう述べている。

「私たちは中国の人々を自由にしなければなりません。北朝鮮の人々も自由にしなければなりません。彼らもまた、神に愛される権利があり、神の子として尊重 される権利があり、幸福になる権利があるのです(中略)。私には何の憎しみ(hatred)もありません。あるのは世界への愛、自由と繁栄への愛のみで す」(注5)

「核抑止・核廃絶プラン」は、中国や北朝鮮を憎むからではない。両国民に自由や幸福を享受してもらいたいからだ。

(注5)ザ・リバティ2012年8月号「未来への羅針盤」より。

(綾織次郎)

 

 

中国、北朝鮮に対する「核抑止・核廃絶プラン」

(1) 通常兵器で中距離ミサイルを持つ

(2) アメリカと核を共有する

(3) 独自の核を持つ選択も

(4) 中朝との軍備削減交渉を行う

(5) 中朝の軍事独裁体制を取り除く

 

 

日本のそうりゅう型潜水艦。潜水艦発射の核が、日本の抑止力の中心になる。

 

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アメリカでまた銃撃事件 銃規制法よりも必要な考え方

2016-02-27 11:07:37 | トランプ大統領・アメリカ

アメリカの銃の問題は解決の兆しが見えない。

中西部カンザス州にある芝刈り機製造工場などで25日、銃撃事件があり、地元警察は3人が死亡、14人が負傷したと発表した。20日には中西部ミシガン州にあるハイヤー配車サービス会社の運転手が6人を殺害した銃撃事件が起きたばかりだ。

 

先進国の中でも異常な銃社会

毎年、およそ3万人の米国民が、銃による自殺、殺人、および事故で死亡している。今年に入ってからアメリカで起きた銃による事件や事故で死亡した人は、すでに1800人に上るという。この数は先進国の中でも異常と言わざるを得ない。

オバマ大統領は就任当初から銃の規制強化を訴えてきたが、野党の共和党は規制に消極的で、全米ライフル協会(NRA)などのアメリカの圧力団体の存在もあり、法整備はなかなか進まない。

 

大統領選の争点である銃規制問題

現在のアメリカ大統領選挙でも、銃規制問題は争点となっている。

民主党候補のクリントン氏は銃対策を強調し、サンダース氏は言葉を慎重に選びながらも、「良心的な」銃関連法の制定を訴えている。

その一方で、共和党候補のトランプ氏は「銃乱射を止めるのは銃」と、銃規制に反対した。クルーズ氏は「個人の権利には銃の所有の権利も含まれる」と述べて おり、ルビオ氏も「銃規制法によって事件が防げたといえる証拠はない」と述べるなど、銃規制への慎重姿勢を示している。

なぜ、アメリカで銃を規制することがそれほど難しいのか。

大川隆法・幸福の科学総裁は、このほど発刊した著書『現代の正義論』で次のように解説する。

アメリカでは独立以降、フロンティアを目指して西に進んでいくときに、ネイティブ・アメリカンとの戦いが数多くあったので、銃で自分や家族を護るというのは当然の権利でした。(中略)アメリカはそうした国ですから、銃の規制として、日本のように登録制にし、誰が持ったか、誰が買ったか ということが分かるようにしていくとなると、やはり、今までの基本的な自由が奪われることになります。そのため、大統領が泣きながらやらなければいけないような事態になっているわけです

これほど銃撃事件が連発していても銃規制が進まない背景には、アメリカ人が最も大事にする「自由」や「権利」を守りたいという事情がある。また、アメリカ は中東のさまざまなところで戦争に介入しているため、それによる報復テロの脅威が高まっていることも、銃規制に反対する国民を増やしている。

 

法律で解決できない問題に必要な宗教の教え

銃規制法などの法律を制定しても、銃を使う「動機」の部分が解消できなければ、銃以外の別の形で表れてくるだけだ。銃社会の問題を根本的に解決するためには、人々の争いや憎しみの気持ちを乗り越える宗教の教えが必要だ。(真)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

幸福の科学出版 『現代の正義論』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1630

【関連記事】

2016年1月30日付本欄 米大統領選 最大の争点は「テロ対策」アイオワ州党員集会で候補者は何を語るかhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10852

2016年1月3日付本欄 オバマ大統領が「銃規制」 問題解決の決め手は何かhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10721

2013年1月17日付本欄 オバマ氏が銃規制強化案を発表 法案成立を期待したいhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=5472

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インフルエンザで脳死の女児が臓器移植 脳死は本当に人間の死なのか?

2016-02-27 10:49:19 | 脳死・臓器移植・医療

街を歩くと、マスク姿の人がよく目につく。

今月に入って、インフルエンザが全国的に猛威を振るっている。国立感染症研究所によると、全都道府県でインフルエンザ警報が発令された(26日時点)。学年・学級閉鎖が相次ぎ、終息の兆しが見えない地域も多い。

毎年流行しているインフルエンザだが、特に高齢者や妊婦、幼児は感染すると、重症化しやすく、特に注意する必要がある。

 

6歳未満の幼児が国内で5例目の脳死判定

そんな中、あるニュースが報じられた。

東海地方の病院に入院していた6歳未満の女児が、インフルエンザの症状悪化により、脳の炎症を起こし、このほど脳死と判定された。6歳未満の幼児の脳死判定は、国内で5例目だ。日本臓器移植ネットワークによると、女児の肺や肝臓などの臓器は他の患者に提供された。

臓器提供を決断したのは、女子の両親。娘に宛てた思いをつづった手紙にはこう書かれている。

「先生からの説明で今のお父さんやお母さんみたいに涙に暮れて生きる希望を失っている人の、臓器提供を受けなければ生きていけない人の希望になれることを知りました。もしその人たちの役に立てるなら、それは素晴らしいことだと思ったんだよ」

脳死判定された女児は、まだ小学校入学にも満たない年齢。両親の悲しみは察するにあまりある。

手紙には、「もしいやだったらゴメンね」との言葉も記されている。15歳未満は、自ら臓器を提供する意思表示はできないが、家族の承諾があれば提供できる(拒否の意思は年齢を問わず有効)。この言葉からは臓器提供を決断した両親の迷いが伺える。

 

脳死状態でも肉体と魂はつながっている

脳死患者から、臓器を提供する事例はこれまでにも数多く見られるが、脳死患者でも出産でき、傷も治ることが確認されている。そのため、脳死が人間の事実上の死を意味するのかどうか、今も倫理的な問題となっている。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『永遠の生命の世界』の中で、こう述べている。

『脳死状態においては、魂はまだ肉体と完全に密着した状態にある』ということです

霊的視点を踏まえると、人間は肉体と魂を合わせ持った存在。脳死状態でも、魂は健全で、患者は生きようと必死に努力している。

実際、脳死状態から回復した事例は多い。

例えば、2013年、くも膜下出血で倒れ、脳死を宣告された女優の佳那晃子さんは、回復する見込みがほぼ0%とされていたにもかかわらず、手足を動かせるまで奇跡的に回復している。

 

脳死患者にメスを入れた瞬間、血圧が急上昇

また、大川総裁は、前掲書の中で、人間は霊体においても痛みを感じることができますとも述べている。脳死とされた臓器提供者から臓器を取り出そうとメスを入れた瞬間、心拍数と血圧が急上昇したり、のたうちまわるという報告もある。

脳死患者にメスを入れるとなると、激しい肉体的痛みはもちろん、死んで霊体になった後も痛みが残ってしまう。亡くなった患者、残された家族のどちらにとっても不幸な結末だ。

臓器移植を行って他の人と救いたい、という利他の思い自体は、非常に尊い。ただ、移植に伴う苦痛を織り込み、「安らかにあの世へ旅立つ権利」をも考慮する必要がある。肉体と魂の謎を解き明かす医学が、今求められている。

(冨野勝寛)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139

【関連記事】

2012年8月号 6歳未満で初の脳死臓器移植 霊界を前提とした医学の進歩を - Newsダイジェストhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=4502

2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

2013年10月21日付本欄 家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではないhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=6797

─ ─ ─ ─ ─

私は「脳死者が完全に死に至っておらず、脳死手術において苦しんでいる」という説に対し賛同するものです。

幸い、共感をせざるを得ない情況に陥ったことはございません。

そうした説を信じる私が思うに、

もしも、

まったくそんなこと信じられず、医師が死亡と断定したその瞬間から自分の子供は全く意識もない無となってしまったのだと信じ込んでいたとして

だからといって自分の子供の体にメスを入れ臓器をとりだしても構わないと思えるだろうかと思ったりします。

子どもが他の子どもの体の中で生きている!・・・という倒錯を“新境地”と勘違いして

病気で苦しむ他人の子に死んだ自分の子と重ね合わせ、かの子がこれからも自分の子の臓器で行き続けてくれればこれほど喜ばしいことはない、というこれまた倒錯した“新境地”もどきに満足するのか。

ええ。

わたしにはわかりません。

いずれにしても、自分の子供が亡くなったからといってむやみに切り刻むようなことは、絶対に避けたい。

たとえ難病で亡くなり今後の研究の為と言われても、それすら同意できないかもしれない。

何を信じるかなのか。感覚的・感情的な問題なのか。時代の流れに流されやすいか否かなのか。


行き過ぎた平等感かもね。

自分らが幸せだと、難病で苦しむお子さんやその親御さんに申し訳ない・・・とか?

なにやら偽善の匂いもします。

 

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風雲急を告げる極東アジア 一人一人が国を守る気概を持とう!

2016-02-27 10:13:17 | 防衛問題

[HRPニュースファイル1577]http://hrp-newsfile.jp/2016/2645/

文/幸福実現党・佐賀県本部副代表 中島 徹

◆緊迫度を急速に増す国防最前線

先日、国防の最前線の航空自衛官のある日常の様子を伝え聞きました。

その方は他国の領空侵犯の際、スクランブル発進する戦闘機パイロットで、週に2,3回は就寝中にうなされているとその方の奥様が仰っているとのことでした。

過酷な環境下で神経をすり減らすような任務に日々従事されていることが容易に推察されます。では何が、そういう過酷な状況を生み出しているのでしょうか?

別な方に聞くと、ロシアについては軍としての統制が取れていて暴発は想定しにくいが、中国に関しては、統制が取れておらず、いつ独断で功名に走り、撃ってくるかわからないということも聞きます。

これは、海上自衛隊の数年前のイージス艦レーダー照射事件で証明済みです。現在、東シナ海ではこの中国軍機へのスクランブルが急増しています。

今、急速に極東情勢の緊張が高まっています。その原因の一つは北朝鮮であり、もう一つは中国です。

ここ数日のアジアに関する国際情勢を見るだけでも、いつ沸点に到達するかわからない状況です。

まずは北朝鮮。1月に水爆を使ったものとされる核実験を行い、2月初旬に事実上の弾道ミサイル打ち上げました。

また3月7日から始まる米韓合同演習に対し、特殊部隊などを北朝鮮に仕向けた場合には韓国大統領府や米本土攻撃を行うと核戦争も辞さないと挑発が日を追うごとにエスカレートしています。

南シナ海に目を転じると中国が領有権を主張し、ベトナムから奪い取った西沙諸島に地対空ミサイルと戦闘機を配備し、さらに南沙諸島にはレーダー基地を設置し、近隣各国が領有権を主張しあっている海域を武力で自分のものとしようとしています。

また、尖閣諸島のある東シナ海では、中国海軍の艦艇を改造し、日本の海上保安庁にあたる海警の艦艇として、海上保安庁の艦船を威嚇し続けています。それに対し日本は、尖閣専従部隊を設置し14隻と650人の人員で対応する体制を整えました。

◆悪を侵させない勇気と行動を!

このような状況の中、任務として最前線に立つ、海上保安官並びに自衛官の皆様には心からの敬意を表するとともに、一人一人の国民は、そういった方々の日々の見えざる努力によって私たちの現在の平和な生活が守られていることを知らなくてはならないと思います。

また、国家として、領土・領海・国民を北朝鮮や中国に絶対に侵させない体制を築かなくてはなりません。

北朝鮮も中国も、日本が何もできないから挑発してくるのであり、普通の国として、国民を守るためならば戦いも辞さないという覚悟を、国家として見せる必要があります。

具体的に言うならば、自衛隊の手かせ足かせとなっている憲法9条の改正です。

関連法においても自衛隊は相手から攻撃されるまで何もできないというように、憲法9条を改正せねば、国民が危険にさらされる状況が続いています。

それから、様々な意見があるのは重々承知の上で、国民を守るために核兵器の保有をする方向での議論と研究を進めなければなりません。

そして、現在、日本一国では中国や北朝鮮の核兵器から日本を守りきることができません。

アメリカ、並びに中国、北朝鮮と国境を接するロシア、自由主義陣営として価値観を共有するオーストラリア、インド、東南アジア諸国と協力して外交的に中国・北朝鮮の動きを封じていく包囲網を作ることです。

◆国民一人一人が日本に誇りを持ち、日本を愛する心を深めよう

日本は、独裁的な中国や北朝鮮とは違い、自由に発言でき、いろんな考え、意見がぶつかることもあります。そういった意味では、なかなか意見もまとまりにくいように見えることもあります。

しかし、今までの日本の歴史を見る限り、様々な国難にぶつかったときには、最終的には、国民一丸となって大きな力を発揮し、多くの困難を乗り越えてきたのがこの歴史ある日本の姿です。

豊かで美しく包容力もあるとともに正義のためには自分の身を挺してでも戦いを恐れないこの素晴らしい日本を世界のためにも後世に伝えていかなくてはなりません。

そのためにも私たち一人一人は、日本に誇りを持ち、愛する心をもっと深めようではありませんか。それがこの国を守る第一歩となると思います。

私も微力ながら、日本国民の一人として、自らが与えられた環境で、日本のために力を尽くしてまいります。

 

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