前回の記事を書いた9日(土)は、夜になってから熱はついに39.8℃まで上がってしまいました。あとちょっとで40℃の大台です。58歳と言う年齢にもなってまさかここまで高熱が出るとは思いもしませんでした。頭は厳しい痛みが続いています。そして嘔吐も2回。
10日(日)は熱が若干下がりましたが終日37.6℃から38。4℃の間でした。9日に病院で処方された肺炎マイコプラズマのための薬クラビット錠500mgには解熱効果はなく、あくまでもウィルスを殺菌するための薬です。長田先生は私が心臓手術をしていることを勿論承知してくれているので、心臓に菌が飛ばないようにと抗生剤を必ず処方してくれます。しかし、今回は抗生剤だけでは足りなかったのでした。先生がクラビット錠を処方する際に、「解熱剤はどうしますか?」と聞いてくれたので、その時に頼んでおけば良かったのですが、診察してもらった時には微熱しかなかったので、「解熱剤はいりません。」と答えてしまったのでした。解熱剤も一緒に貰っておけば土日の高温での苦しみを味わうことは無かったのでしょうね。大失敗でした。
さすがに3日目となった11日(月)朝には平熱に戻ったのですが、一方吐き気と頭痛の方は相変わらずで頭を横に振れない程の痛みが続いていました。そしてこの日の朝、再度病院を訪れ長田先生に診てもらったところ、ウィルス性髄膜炎の疑いがあり、もしまた熱が上がったり、診察後に行う血液検査の結果次第では直ぐに大和市立病院へ入院だそうで、まだ最低2日は安静が必要との診断でした。採血後、4種類の薬を新たに処方してもらい帰宅しました。
1.ぺロリック錠10mg 吐き気止め
2.ガスターD錠10mg 胃液の分泌を抑え、食道や胃の炎症を改善。
3.ムコスタ錠100mg 胃潰瘍、胃炎の薬。
4.カンファタニン錠60mg 解熱剤。
9日(金)の時点ではただの風邪かと思っていましたが、ウィルス性髄膜炎とは驚きでした。子供がおたふく風邪にかかって、更に悪化したりするとこの髄膜炎になってしまう様なことを以前聞いたことがあったのですが、まさか自分が成人でこの病気になるとは本当にビックリでした。ただ、子供の場合は難聴などの後遺症や障害が残ってしまう場合があるのに対し、成人の場合には後遺症はまずないそうなのでこの点は助かりました。
自分ではまだまだ動けると思って仕事の外に実家の両親の世話や自宅の家事(一部ですが)、出来る時は家内のパートの送迎、時には長男の学校への送迎、そして趣味のマラソン、筋トレなど色々とやっていたのですが、少々無理をし過ぎて睡眠不足にもなっていたようです。過労が原因で不要なウィルスを取り込んでしまったのでしょう。しかし、どの段階までがOKで、これを越えると危険区域だという境界線の感覚がどうもまだ掴めていません。歳と共にその境界線のレベルはどんどんと低くなってきているのでしょうが、感覚はまだ2,3年前のままなんですね。トータルでの活動量を抑え気味にして何とか対処していくしかないのでしょうね。
そして12日(火)朝ですが、病院に電話で検査結果を確認したところ、直ぐに入院する必要はなく既に回復段階に入っているらしです。でもウイルス性の髄膜炎で、症状がまだ軽い方だったということのようです。頭痛がまだ取れていないことを伝えると、頭痛が取れるまでは安静が必要とのことでした。
今朝13日(水)、目覚めてからは頭痛が感じられず、これは良かったと思ったのですが、布団から出た瞬間にまたまたいやな頭痛が始まってしまいました。
今日は以前から用事があったので会社に休みを届けていて(その用事は結果キャンセル)、金曜日は社内の厚生行事があって会社自体が休みです。明日木曜日も休みを取ってしまえば1週間しっかり休養を取ることができます。会社へ連絡したところ、月曜日に連絡した時にウィルス性髄膜炎かもしれないと言っておいたのですが、社内常駐の看護師さんにその病気について確認しておいたとのことで、無理せず今週はしっかり休養して下さいとのこと。なので今週は丸々1週間仕事はお休みとなってしまいました。