今月12日に心臓の専門病院である大和成和病院へ入院し、13日に心房細動を抑えるためのカテーテルアブレーション(カテーテルという直径2mm程度の細い管を、足の付け根の大腿静脈(または動脈)から心臓に挿入し、不整脈発生部位にカテーテルを当てて暖め、不整脈を根治する治療法)の手術を受けて翌14日に退院してきたのですが、その後どうもイマイチ体調が思わしくありません。動悸がするとか不整脈が出ているとかではなくて、最初の不調は退院後直ぐに胃痛とむかつき、吐き気、食欲低下、膨満感、胃酸の混じったゲップなどが出ました。退院後に新たに貰った2種類の薬を調べたところこの同じ症状の副作用が出ることがあると分かりました。病院へ問い合わせたところそのまま薬は服用を続けて下さいとのこと。そして昨日は退院後初の外来日だったので執刀医の先生と話をしてきましたが、先生の説明では心臓の裏側には食道があってそこには沢山の神経が通っているのでアブレーションの際にこれらの神経に何らかの影響があって出た症状ではないか、とのことでした。過去には極まれにこの様な症状を訴える患者さんがいたそうで1ヵ月程度で治るという話しでした。
そして1週間ほどしてこれらの症状がいくらか軽くなってきたら今度は頭痛と左腕(肘から指先まで)の痺れが出ているのです。私は頭痛持ちではなく、今回の頭痛は何年振りなんだろうという程なのですが、痺れも同様にもう1週間程度続いています。
話は飛びますが一昨日の日曜日に親戚の叔父さんの告別式があって参列してきました。その際に近所に住んでいる従兄弟たちと色々話をしていたらその内の一人が今月上旬に頭痛や半身の痺れが出てきたので心配になり病院で検査を受けたところ心筋梗塞の疑いがあるとのことで絶対安静を言い渡されて2日後に入院し当日にステントを入れる手術を受けたとのことでした。そして偶然にも私がカテーテルアブレーションを受けた同じ病院で1週間違いのことだったんです。
そんな話を聞いたものですから、心臓のCTは受けているので問題はないにしても脳梗塞の方はどうなのか、と心配になってしまいました。と言うことで時間の取れた今日の午前中に掛かりつけの病院へ行ってきました。
今日は脳神経外科の外来がないとのことだったので普段診てもらっている総合内科の先生に話をしたところ私の喋り方がしっかりしていて痺れている部位が肘から指先だけなので脳梗塞の前兆と言うことはないでしょうとのこと。もし脳梗塞ならば呂律が回らず腕だけではなくて同じ側の足にも痺れが出るとのことでした。でも一応CT検査はしましょう、とのことで直ぐに検査をしていただけました。結果はなにも問題なし、とのことでした。左腕の痺れは何が原因なのか不明ですが、暫く様子を見て下さいとのことでした。まずはホッとしました。
そして退院後最初にでた症状の胃のむかつき、吐き気、膨満感などですが、こちらも万一のことがあってはいけないので、6月22日付けのブログでも記事にしましたが、胃の内視鏡検査を予約し7月11日に受けることになっています。
まあ多分ですが、結果は何でもないのでしょう。認知症の高齢の両親の介護の毎日でストレスが溜まり疲れてもいるのでしょう。カテーテルアブレーションの手術前はトライアスロンの練習で適度な運動をしてそのストレスを発散できていたのですが、退院時には散歩以外の運動は全て禁止になっていて期間が2ヶ月とのこと。なので現在はストレスのはけ口が無い状態が続いているのです。ただ昨日の大和成和病院での外来時にこの辺りのことを話し運動禁止の条件を少し緩和してもらえないかととお願いしたところ、ゆっくりジョグなら良いとの返答を貰うことができました。心拍数の上昇は110bpm程度までとのこと。取り敢えず何でも言ってみるものですね。頭痛が治まってきたらそろりそろりとジョグしようかと考えています。
検査、検査とまあ余り神経質になることはないのでしょうが、万一私に何かあると両親を看る者がおらず必然的に二人を施設へ入れることになってしまいます。そうならない様に早目に手を打てることはしておこうと思って退院後は病院通いが続いています。でも無駄にはなりませんし、何でもなければ安心できますよね。
逆に良い事でここ最近の変化は節酒の効果が出たことでしょう。去年の暮から飲酒量を減らし飲酒は週に2回までにしていて、退院後はずっと禁酒を続けています。肝臓に与えるアルコールの影響を見るには血液検査でのAST、ALTとɤ-GTPの3項目だそうですが、5月11日、6月14日、6月26日それぞれの血液検査の結果は下記となっています。
5/11 6/14 6/26
AST(10-40) 41 65 29
ALT (5-45) 36 18 30
ɤ-GTP(0-70) 163 70 58
それぞれ基準値内に収まってくれています。ɤ-GTPが100以下になったのは何年振りのことでしょうか?でもなぁ~、今は体調不良でビールを飲みたいとは思いませんが、体調が回復して夏本番になった時は果たしてどうなることでしょうか、自信はありません。
それと13日に受けたカテーテルアブレーションですが、入院から退院までのことをブログで報告する予定だったのですが、どうもイマイチその気になれず放置したままとなっています。体調が戻ったら何とか取り掛かろうと考えていますのでそれまでもう暫くお待ちください。
『ɤ-GTP(0-70) 163 』
体質もあるのでしょうが、驚きました。これでは「やめろ」となるわけだ。肝臓の狂いとか、いろいろ症状もあるでしょう。節酒してよかったね。
僕は例年の高齢者検診で、胃と腸の内視鏡検査を子としも済ませました。いずれもポリープを取りましたが、胃は心配なし。腸は明日分かります。
お互い、検診はしっかりやりましょうね。
今まで知らなかったのですが、先程ネットで検索していたら基準値の上に理想値というのがあってɤ-GTPは50以下、ALTとASTは共に30以下だそうですね。ɤ-GTPも50以下になる様に更に節制することにしました。
私はPMを植え込んでいるので胃のポリープがもしあったら摘まんで取ることが出来ず、開腹手術になります。ないことを願っています。
症状についてですが、アブレーションをされた先生にもよく相談下さればと思います。
すでに消化器症状については相談されたとのことですが、ブログ文章からはまだ頭痛としびれに関しては執刀医の先生に相談はまだされていないように思いました。
何も心配ない可能性もあれば、何か精査するうちに何かわかることもあるかと思います。
いずれにしましてもまずは執刀医に相談なさって下さい。
かかりつけのお医者さんに相談された旨もその際にお伝えしておくとスムーズかと思います。
こんにちは、ご親切なコメントありがとうございます。大変助かります。
仰る様に頭痛と痺れに関しては先日の外来で執刀医の先生に話をしませんでした。アブレーションとは別の要因なんだろうと勝手な判断をしていました。
でも幸いなことに明日また大和成和病院へ行くことになっています。明日は私の本当の主治医の先生で最初のPMの植え込み手術をしてくれた先生なんです。2009年に心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症を最初に見つけてくれた先生でもありそれ以来長いお付き合いの仲です。服用する薬の決定やPMのレートレスポンスの細かな設定などをしていただいているのです。
ただこの先生は奥様を癌で亡くされたこともあって数年前に週末期医療の分野へ転身され、大和成和病院へは毎週木曜日だけの診察になっています。
明日はこの先生に昨日CT検査をしたことや現在の体調などを説明してきます。そして後日またブログで報告いたします。