たまちゃんが答えて言いました。
「 じゃ、今日はここまで!
確かに時間は、気になっていたんだ。
早く、船に戻らなきゃね。
あの変なヤツも気になるし・・・。
ま、続きは、またするからね。」
「 仕方が無いなァ・・・。」
「 また、するからさ!」
「 うん、必ずね!」
「 じゃ、みんなで行くあるね。」
子分たちが行こうとすると、リヤカーの床から声がしました。
「 ちょ、ちょっと、待ってぇなァ。
ワイも連れて行ってぇな!」
「 あ、らめちゃん・・・・・。
らめちゃんは、ここで待機の方が・・・。」
「 そうでんな。
担いで行くには、図体がデカイし・・・。
危険があったら、ヨロヨロして逃げ切れまへんで・・・。
まあ、ここでブタの見張りをしていてくれはりまっか。」
「 う~ん、面白くないなァ~。
でも、まあ、そう言われると、仕方無いかなァ・・・。」
「 じゃ、ブタの首に紐を付けて、リヤカーの荷台の枠に括っておくあるよ。
逃げないように、しっかり見張ってるあるよ。」
「 ああ、分かった。
逃げそうになったら、大声で知らせるよ。
逃げても、ワイは追い駆けられへんしな。
じゃ、そこのブタ、こっちに来い!」
“ ブヒッツ!”
「 イデデデデデ!
こらっ、ヒレを踏むな、ヒレを!」
チンギスチンがブタの紐をリヤカーの荷台の枠に括り付けました。
「 じゃ、見張り、よろしく!」
「 早めに、帰って来てな!!」
「 分かったよ!」
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