Worried about the boy を観ました。2010年のテレビ映画。
またまた字幕がないので理解が怪しいですがたましいで観たわ(またかい・・・。)
ボーイジョージがカルチャークラブで成功するまで、と86年の薬物事件をいったりきたりして話が進みます。
80年。ロンドン。ハイスクールをドロップアウトしたジョージ・オダウト(ダグラス・ブース)。メーク、奇抜なファッションで学校で浮いた感じ。担任の教師から進路希望を聞かれても 「何もない」
両親もジョージの将来を心配していますが、ジョージは家を出て、スティーブ・ストレンジ、スパンダー・バレエなどニューロマンティックの立役者たちが集まるクラブBLITZでクローク係りになります。
クラブの客としてやってきたカーク・ブランドンを一目見てびっときて彼から目が離せない。でも女の子と一緒だし、遠くからそっと見ていたら「話をしよう」と彼がひとりでクロークにやってきた。
そして、夜中ふたりでジョージの家まで歩いて帰って「お茶でも飲んでいかない?」と誘う。
あいにくティーバッグを切らしていて、その辺に落ちていた使用済みを使いまわして淹れたのは単なる色付きの白湯・・・だけどそんなのどうでもいいワケで。
並んで座って、手を握ろうかどうしようか、お互いドキドキしているシーンがとってもかわいいです。
ジョージがカークを1日中待っているシーン。
朝から落着きなく階段を上ったり、下りたり、座り込んだり、ため息ついたり・・・。日が沈んでドアに人影が映る。一瞬ためらってから入ってきたカークに抱き付くジョージ。「女の子みたいだ」と言われて「あなたが望むなら」(とかいってると思うんだけど)と答える。
” I am a girl, I 'm your girl ! "というジョージはほんとうにかわいらしくていじらしくてナミダがでそうなくらい。
ふたりは恋人同士になって、カークがバンドを率いてステージに立ち、ジョージは衣装からヘアスタイルからあれこれと世話を焼く。
でも次第にカークの気持ちはジョージから離れて行く。
カークのために部屋を整えて、料理を作って花を飾って、おしゃれをして(きゅーんって来っぱなし)・・・・ずっと待っていたのに来なかった日。
夜中にカークの家へ「どういうことよ!」と怒鳴り込む。でも冷たい言葉を吐かれて、完全に振られた。
それでもカークの影響か、自分がやりたいことは音楽、と目覚めて敏腕マネージャーのマルコム・マクラレンに売り込み。バンド バウ・ワウ・ワウのメンバーになりますが、メンバーとうまくいかずに脱退。
やがてカルチャー・クラブ結成。メンバーのジョン・モスと恋愛関係に。
カルチャー・クラブの曲はジョンへの気持ちを歌ったものが多いのだそうです。でもこの恋愛もうまくいかなかったようで、男運が悪いのね。
テレビ出演の時に、ジョージは楽屋でカークを見かけます。お互いに何もいわなかったけれど、カークの目がうるんでいました。
ボーイ・ジョージの悪友?一緒に住んでいたマリリン役 フレディ・フォックス。とってもチャーミング!
来月公開のパレードにようこそに出演しているのでこれは絶対観たいです。パパがエドワード・フォックスなんだそうです。
カーク役はリチャード・マッデン 同じく来月公開のシンデレラの王子さま。
ダグラス・ブースはジュピターに出演しているし、もうすぐまた会える人たちばかりなのがうれしいです。
(それぞれ公式HPにリンク貼ってます)
「パレードにようこそ」は県内での上映館がいまのとこないんですけど、シネモンドで観られそう!と勝手に思っている・・・!