先月の記事を今頃アップします。
シネモンドでハートストーン を観ました。 公式HP
この写真の左上、リバー・フェニックス顔の男の子に惹かれるものがありまして、ぜひ観たかったのです。
東アイスランドの漁村に暮らすソール(バルドゥル・エイナルソン)とクリスティアン(ブラーイル・ヒンリクソン)は、幼なじみの親友。
思春期に差し掛かりソールは大人びた美少女ベータ(ディルヤゥ・ワルスドッティル)に夢中になる一方、クリスティアンはそんなソールの気持ちを知りベータとの仲がうまくいくよう後押しするが、自らの内にある親友への特別な感情に気付き……。(シネマトゥディ より)
男の子たち、海で遊んでいるときに魚が群れているのを発見。道具はないけど釣りを始めます。
釣った魚はすぐにその場で絞める、というか気絶させて内臓を取り出す。
ソールはそうやって釣った魚をお母さんに持って帰ったのに「盗んできたの!?」と言われてしまいます。(そして長いこと庭に放置されて腐敗する・・・)
ソールは二人の姉と母親の4人暮らし。思春期特有のモヤモヤ・・・などもあり、姉の視線が気になってます。
いつもつるんでる親友クリスチャンとソール。
クリスチャンはソールが気になっている女の子(ベータ)との仲を取り持とうとする・・・んですが、自分のソールへの気持ちに苦しんでいる。
ソールのお姉ちゃんのひとり(文学少女でちょっと腐が入ってる)にお願いされてBL風イラストのモデルになるふたり。
お金につられてやったのですが、この絵がソールの友だちに見られて、冷やかされ、ふたりはなんだか気まずくなってしまう。
不思議だったのがこのシーン。ソール、クリスチャン+クリスチャンのパパの3人で岬の崖へ。
ソールが命綱をつけて断崖絶壁を降りて、海鳥の巣から卵をとる。
こんな危ないことをよその子にさせるのか、と思いましたが、ひょっとしたら小柄な子じゃないとできないことなのかな・・・と思ったり。
命綱が切れそうになって、危うく落下しそうになったソールはなんとか引き上げられる。そしてソールを抱きしめるクリスチャン。
ソールにとってクリスチャンはずっと幼馴染の大切な友だち。でもクリスチャンにとって友だちを超えた存在になっていた。
ソールはクリスチャンに言います。
「普通にしてくれ。そしたら元に戻れる」
寂しそうなクリスチャンの顔。そして悲しいできごとが起こります。
第16回マラケシュ国際映画祭での写真。映画の中では「漁村の少年たち」だったけどスーツ姿が決まってます。
そういえば、映画に出てくる少年少女たち学校へ行ってる描写が全くなかったのですが、夏休みの話、ってことだったのかな、きっと。
こっちりセーター着てたりもするんだけど。