今年の元旦は穏やかで 暖かいお正月になりました。
2日は朝8時までに食事を済ませ 3人でTV前に座ります。
箱根駅伝は母1人で観戦してもらい 私はあれこれしながらチラチラ見たいのに
3人揃って座りいっしょに応援することを 母ちゃんが強く希望するためです。
伝統ある箱根駅伝は 前年の成績が悪くシード校になれなかった学校は
予選会からの試練となり 母校の威信を背負って お正月にこのコースを
走ることはとても名誉なことです。
2日の日は往路となり なんといっても見どころは箱根の山登りで この苦しい
5区を制した学校が3日の復路も制し 総合優勝となる姿を何度も見ました。
あたしゃ 短距離はいっつもビリの方じゃったが 長距離は得意で 1-2位を
争ったという母ちゃんの女学校時代の話は 毎年お正月に耳たこの話です。
それを毎年 ふ~ん すごい! すごいねぇ‥‥ と初めて聞いたように驚き
感心することも 毎年の定番行事です。
そして 次にくる話も毎年恒例の 母ちゃんの憂いとなります。
「 ほんで マラソンが得意じゃったあたしゃ 人より心臓が強いきねぇ
なかなか死なんと思う 100まで生きたらどうしょうと思いよったら 夜も寝れん 」
そうでございます。
100まで生きたらええじゃいか がんばりなさいよ と毎年夫婦で励ましますが
え~と 母ちゃんが100まで生きたら 14年後の自分はいくつになるのか?
と考えるのも 毎年のこととなりました。
指折り数えたら 80のちょっと前となり つれあいは80を超えます。
母ちゃんより絶対に長生きせねばならん私は 頭は少々呆けても とにかく生きて
おらにゃならん! と自分に言い聞かせる決意も 毎年のこととなりました。