今日は、天気がいま一つとの予報だったが、意外といい天気になってきた。日差しも暖かそうだ。庭に出ると、フクジュソウが奇麗に花を広げていた。
そんなにいい天気なら、午前中はウォーキングに出よう。散歩コースのため池には、カモ類が沢山羽を休めている。少し大きめのカモが寄ってきた。よく名前が分からないが、くちばしの先が黄色いのでカルガモかな。
午前中は、ゆっくり1.5時間ぐらい歩いた。万歩計では9500歩だ。1日10000歩ならまずまず合格ラインだ。
昼からは、「ローマ人の物語第12巻」を読む。紀元211年カラカラ皇帝~紀元284年のカリヌス皇帝までの紀元3世紀のローマを扱っている。第12巻の表題は「迷走する帝国」。ほとんどの皇帝が次々と部下の兵士から暗殺されていく。ローマ帝国は北からの蛮族=ゲルマン民族の侵入、東からのペルシャ王国の勢力の伸長などに見舞われる。帝国内部は、ガリア帝国の独立、現シリア=パルミア王国の独立など帝国が3分されるという危機が訪れる。そうした帝国の危機の中で人々は、最後の救いを求めて、キリスト教への信仰を強める。紀元30数年のキリストの死去以後250年近く経って、急速にローマの世界にキリスト教の教義が広まっていったことの意味を考えさせられた。