フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ひたすら薪を作る

2011-11-03 | 薪ストーブ・焚火

今朝の空は曇っている。外気温2度、室温18度、湿度31%。

寒くはないが、先ずは薪ストーブに火を入れよう。どんどんたきぎを太くしていき、天蓋の温度が250度になるのを目指す。その後は、いつも通り、コーヒーを淹れ、アルビノーニのフラウト・トラヴェルソを流す。朝の静かな時間が流れ、だんだんと庭が明るくなってきた。


朝食は、ゆっくり食べよう。

食後はフルートの練習をしておこう。練習内容は、昨日と同じだ。ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ。アルテ21課トリル練習は120~152までをテンポを10ずつ上げて指を動かす。力を入れ過ぎてフルートがぐらつかないようにする。アルテ21課練習曲NO1をやった後、曲は「愛の挨拶」を吹く。

私がフルート吹いている間に、妻は、樽に漬けこんでいた「酵素の材料」をざるにあけ、酵素の原液を取りだす作業を行っていた。

これをしばらく置いておくと、まろやかな味になる。それを、薄めて飲むと体内に酵素をたっぷり吸収できる、というもの。

その後は、庭に出る。

まずは、薪ストーブ用の焚き木集めをする。東側に、森から運んで来た枝が山のように積んでいるので、それから、手や足で折りながら焚き木作る。太い枝は、チェーンソーで切る。乾きが弱いものは、薪置き場に積んでおこう。焚き木は、細いものから太いものまで色々揃えておく。これを昼までやると、大量の焚き木ができ、積んでいた枝も大分整理ができた。

昼食後は、薪づくりを行う。家の西側の薪置き場に置いている細い薪を積み直してスペースを作る。こちらは妻の作業だ。


私は、チェーンソーを使って炉の前に積み上げた丸太を40センチにカットしていく。


カットした丸太を、一輪車を使って、家の西側薪置き場まで運び上げる。少しの傾斜だが、何度も運び上げていると足に応えてくる。

運び上げた薪は、妻が順次積んでいった。

丸太をカットするのもなかなかしんどい。今日作った1Lの混合燃料は、ほとんど使ってしまった。夕方になって、ようやく作業が一段落。秋も深まると、蜂がいないしあまり汗をかかないのでいい。家の西側に、丸太の山が出来上がった。

なかなか美しく積み上がったものだ。次は、「楽しい」薪割りが待っている。薪ストーブは、何をおいても薪を作ることから始まるのだ。

片づけをしていると、日没後の空が深い紅色に染まって美しい。夫婦でしばし見とれているうちにあたりは暗くなってしまった。

ひと風呂浴びてさっぱりする。今夜の夕食は、鶏肉のハーブソテー。ナスビ、ジャガイモ、カボチャ、二十日大根などの畑で取れたものだ。身体を動かした日は、何を食べても美味しい。今日は文化の日の祝日。終日、どこへも行かず、誰にも会わず、深まりゆく秋の庭で過ごした。