フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ティータイムの楽しみ

2011-11-09 | 人々との交流

やや雲が多いものの空は晴れていて、天気予報では冷え込んできているとのことだが、寒さは感じられない。妻が庭の草を抜いているので私も庭に出る。主が、しばしいなかった庭は、すっかり秋の様子に変わっている。梅の葉は散ってしまった。その隣でグロガネモチの実が赤くなってきている。

その足元では、ツワブキが色鮮やかに黄色の花を咲かせていた。このところツワブキがかなり勢力を広めてきている。

午後は、フルートの基礎練習をしておく。その後、ご近所のNさんに「午後ティー」でもいかがですかと誘われたので、お伺いした。

実は、ご主人は大のステレオマニアで、通されたリヴィングルームには巨大なスピーカー供えられていた。メーカーの名前をお聞きしたのだが、忘失してしまった。スピーカーは音域によって4種類に分けられており、「巨大な」というのは、大きなウーファーが特製のスピーカーボックスに入れられいるもの。それ以外にも、独特の形のスコーカーと小さなトゥイーターがある。それぞれが、個別に独自アンプに繋がれているという装置だ。

先ずは、ベートーヴェンの交響曲3番(カラヤン・ベルリンフィル)を聴かせていただいた。ボリュームをかなり大きくして聴いても、音がひずんだり、ぼやけたりすることはない。第2楽章のオーボエの音が実に澄んでいた。

コーヒーとケーキをいただきながら、話は、健康の話に移る。ヴァイオリンを弾く奥さんの左手親指が「ばね指」になったとのこと、実は私も右手薬指と中指が腱鞘炎になったが最近痛みは大分和らいだというと、安心されていた。話は進んで、妻の酵素作りの話やハイキングの話など楽しい会話が続いた。最後は、奥さんに用意していただいたヴァイオリン二重奏の楽譜をいただく。「簡単ですが」とのことだが、言うほど「簡単」ではない。ヴァイオリンは低音域はGまで出るので、フルートでは全てを演奏できないが、ファーストとセカンド各々のパートで演奏できるようにしましょうとなった。奥さんは、市民楽団でヴァイオリンを何十年と弾かれているいる方なのでレベルの差は歴然としているが、年末に一緒に演奏を楽しむことになった。

いただいた曲はブラームス「Walzer」、ヘンデル「Pastorale」、ベートーヴェン「メヌエット」、モーツァルト「二つのポロネーズ」、マルティーニ「ガボット」、コレッリ「ラルゴ」、モーツァルト「メヌエット」、ラモー「リゴドン」の8曲。
私の方はバッハ「主よ、人の望みの喜びよ」、クライスラー「愛の喜び」の2曲。全部で10曲だ。明日から1曲ずつ練習して行こう。