フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

旧交を温める

2011-11-08 | 人々との交流

今日は、いい天気になった。これほど暖かいと大阪での紅葉はまだまだ先のことになるのだろう。
午前中は何と言うこともなく、直ぐに過ぎてしまった。

午後は、フルートの練習をしよう。ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオの後、トリルの練習だ。動きが悪い両手の小指は、指が疲れるまで動かし続ける。その後アルテ21課練習曲NO1、A音のトリルがもつれてしまうので、何度か練習する。どうもフルートの支え方に無駄な力が入るのが原因のようだ。曲は、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「シチリアーノ」を何度か吹く。音がなかなかスムーズに流れない、まだまだ曲の吹き込みが弱いのを感じた。
11月26日にフルートのミニ演奏をすることになっている。レパートリーが少ないのが気になるところなので、アトランダムに色んな曲を吹いてみる。

夕方は、今年の5月に煙突掃除をしていただいた友人と旧交を温めるため、街に出かける。ついでに心斎橋のYAMAYAに立ち寄り、フルートの楽譜を見る。特に関心を引くものはなかったので、野ばら社の「愛唱名歌」を買う。よく知られている曲の楽譜があると、何かと便利だ。

その後、西梅田に出て、小料理屋に入る。ほとんど半年ぶりだが、3人とも変わらずに元気にやっているようだ。私を見て「少し精悍になりましたね」と嬉しいことを言ってくれる。「樹木の伐採の毎日やからね」と応える。ハマチの頭がデンと構えている造りの盛り合わせに舌鼓を打ちながら談笑する。「春に煙突掃除をやってくれたおかげで、薪ストーブはよく燃えるよ」というと、「実は、煙突の横から煙が漏れ出はしないかと心配していたのですよ。それを聞いて安心しました」とのこと。この冬、薪ストーブをガンガン焚くので、また来年の春には煙突掃除をしに来ていただきたいものだ。

その店で飲み放プランが終わった後、「面白い店があるんです」と誘われた。行った店は谷町6丁目の住宅地の奥にあった。入り口からして異様な雰囲気だ。「深化」と書かれている。

「」

中に入ると、部屋は、潜水艦の中のようにしつらえられていて、薄暗い。

ジントニックを注文する。これだけ異様な店もあるものかと話ながら飲んでいると若い女性なども入ってきて、平日の夜というのに、店はお客さんで一杯になった。改めて「都会人の子のみの不思議さ」に驚かされた。10時過ぎに店を出る頃には大分酔いが回ってしまっていた。