フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

薪小屋の片付け

2011-11-05 | 薪ストーブ・焚火

何と暖かい朝だろうか。外気温7度、室温19度、湿度35%。余りに暖かいので、薪ストーブを焚く気はしない。空は、雲が多いが、青空が見える。

ゆっくりとコーヒーを淹れ、ヤン・マハト(フルート)とカテジーナ・エングリホヴァ(ハープ)のCDをかける。バロックから現代までのフルートとハープのドュエット曲集。ハープの音は柔らかく、優雅で、いい。

朝食は昨夜の鍋の出汁で雑炊を作って食べる。簡単で、無駄なく、しかも胃にやさしい。

食後はフルート練習の時間。いつも通りロングトーン、基礎練習をしているとペンション「銀の森」さんからテレが入った。紅葉のシーズンで忙しいが、今日の午前中は空いていますよとのこと。それならと、フルートの練習を止めて、「銀の森」さん宅へお伺いする。久しぶりに訪れてみると、入り口の薔薇が綺麗に剪定されていた。コーヒーを出していただいて、よもやま話に花を咲かせる。

その後、先日ピアノでフルートも伴奏をしていただいたUさん宅に伺う。フルートの楽譜を置き忘れていたので取りに行かせていただくのだ。丁度ご主人が、屋根に登り薪ストーブの煙突掃除をされていて、デッキは、屋根に降り積もったこの葉を落として一杯だった。デッキそばに繋がれた甲斐犬「タラ」が、怪しみながら元気よく迎えてくれた。ここでもお茶をよばれ、しばし立ち話となった。年末の「メリー・ウィドウ」の練習が佳境に入ってきている、とのこと。また、合奏しましょう、と言ってお別れした。


その後、野辺山の「びっくり市場」へ、リンゴ「信濃スィート志賀高原産」を買いに行く。箱入りはびっくりするほど高いが、ナイロン袋入りの手ごろなのがあったので買う。土曜日なのでお客さんが多い。野辺山から望む八ヶ岳の形は大分違う。

家へ戻る途中Kガーデンに立ち寄る。お茶をよばれながら、リコーダーを吹いて楽しんだ。庭先から広く開けた南の空が大きく見える。

昼からは、薪小屋の前においておいた薪を片づけておこう。先ずは、薪小屋の薪を一輪車に載せてガレージの薪置き場に移動する。何往復化かすると薪置き場の一角が空になった。

そこに、今度は昨日切った薪を並べる作業だ。大きな薪ではないが燃やせばよく燃えるので大切にしよう。これで炉の周りが綺麗に片付いた。

それが終わると、なんとなく炉で焚火がしたくなったので、焚き木をセットして火をつける。焚火はいい調子に燃え始めた。その時、残念ことに、雨が降り始めたので、久しぶりの焚き火はあきらめざるを得ない。

部屋に入って、夕食の準備をしよう。明日、大阪に一時戻るので、冷蔵庫にある生ものはできる限り片づけてしまおう。「ほうとう」が残っているので、豆腐、竹輪、色々の野菜、豚肉などと一緒に鍋に入れて食べることにする。