フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

山の会2011納会

2011-12-26 | 山登り

昨日、ご近所のヴァイオリンを弾かれる方から℡がかかってきて、「フルートとヴァイオリンの二重奏」一度、音合わせしましょうかとの連絡だ。秋に、楽譜を頂いて以来少しずつ練習はしていきた。まだ自信はないのだが、「それでは29日にでも軽くやりましょうか」と、お約束した。

こうなると、いい加減なことではすまないので、少し気をいれて練習をしよう。最初は、ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、トリルなどの基礎練習の後アルテ21課NO1、NO2の練習曲を流す。やはりトリル終結部が乱れる。特にA音のトリル終結が苦手なので、そればかり練習した。

その後、頂いた「ヴァイオリンとフルートの二重奏」の曲を練習する。ブラームス「walzer」、3拍子のリズムに乗るのが苦手、ヘンデル「pastorale」はトリルが駄目、ベートーヴェン「Menuett in G」ややミスる、モーツァルト「Two Polonaisen」16分音符のところが慌ててしまう。マルティーニ「Gavotte」まあまあか、コレッリ「Largo」ゆっくり吹くこと。ここまでは、詰まりながらもなんとか吹けるようになった。
問題は、モーツァルトの「Minuet」(ディヴェルトメントNO17)のtrioの運指と、ラモーの「Rigaudon」のprestのテンポに乗れないところだ。この2曲を何度か練習する。

夕方から、山の会の「2011納会」があるので、街に出る。阿倍野橋は近鉄百貨店の建て直しや陸橋の架けかえで、まだまだ工事が続いている。


会場は、いつもの所からやや格上げした中華料理「楓林閣」。時間通りに7人の山仲間が集まった。

早速乾杯して、前菜に下鼓を打つ。今年の色々の出来事が話題になった。空前絶後の東日本第震災。夏の硫黄岳登山は、はるか昔の出来事のようだ。


私が人間ドッグを受けたと言えば、私も手術しまして、といった健康の話。

「年金が減額される話」となると、皆さん俄かに興奮してくる。

「これで消費税が増税されれば年金生活者への打撃が大きいではないか!」と呟くものあり。

ビールから紹興酒に変わると、酔いも回ってきて、皆さんますます活気づいてくる。春雨をワタリガニ、チンゲン菜で味付けした炒め物がなかなかおいしい。


海外旅行づいているMさんに影響されて、私も来年は、どこかに行ってみたくなった。本題の2012年登山計画だが、前回決めた様に、5月に、皆さん八ヶ岳へ来てもらって、蓼科山に登ろうということになった。最後に、中華粥が出てくると、ほぼ満腹。2012登山計画がまとまったところで納会はお開きとなった。


寒いクリスマス

2011-12-25 | 日記

このところの冷え込みで、今日は、関西でも、日本海側は大雪警報が出されている。大阪でも、時折陽が射すこともあるが、どんよりと重い空だ。

題名のない音楽会でベートーヴェン第9「合唱」第4楽章を聴く。キュウ・ウォン・ハンのバリトンが凄く良かった。力強く、美しく、しかもイケメンだ。佐渡裕は、大きい身体の両手を思いきり広げ、汗だくになっての渾身の指揮だった。やはり第九はいい。

風が冷たい。そんな中、防寒対策をバッチリして、リュックを担ぎ1時間ほどコースBを散歩した。途中、スーパーがあるので、買い物をする。運の悪いことに「旭ポン酢」が格安で売っていたので、2本買った。持ちろんリュックで持って帰らねばならない。

昼からは、フルートを練習する。メニューは昨日と同じだ。「毎日の練習」NO7は、大分力を抜いて吹くことができるようになってきたが、続けているとだんだん力が入ってくるのでいけない。キーを抑えるときは、軽く静かにやるよう心がける。各調のスケールとアルペジオは、まだまだスムーズさが欠けている。トリルは左手の小指の動きが悪い。テンポを落として、小指だけを何度も練習した。アルテ21課はの2曲の練習曲は何とか流れるようになってきた。やはりトリルの終結部がも一つだ。
今日は、続いて22課の「反発トリル」の練習曲を吹いてみた。長い曲なので、これも苦労するであろう。

続いて、バッハ「主よ、人の望みの喜びを」をテンポに気をつけながら、何度か演奏した。この曲は吹けば吹くほど、ますます美しい曲だと思うようになってくるから不思議だ。

その後、ヴァイオリンとの二重奏の曲を練習する。先ずは、モーツァルトディヴェルトメントNO17のメヌエット。大分スムーズに流れるようになってきたが、TRIOのところは駄目だった。もっとテンポを落とさなければ、吹き切れない。ほかにももたつくところがあるので、これは練習のみだ。次はラモーの「リゴドン」楽しい曲なので、リズミカルに演奏できるよう何度も吹きこんだ。これで今日の練習は終わることにする。

私がフルートを吹いている間、妻は、料理作りに余念がない。クリスマスということで、先ずはロースト・ビーフだ。あらかじめ、ローズマリーとタイム、黒コショウで下味をつけた牛肉の塊をフライパンで焼く。

それをオーブンで焼き、アルミホイルで保温すると出来上がりだ。食べてみると、なかなかジューシーで美味しかった。


食後は、昨日買ってきた泡立て器を使って生クリームを使ったクリスマスケーキを食べる。

売っているケーキほど甘くないので、甘いものがやや苦手な私でも食べやすかった。


クリスマスイブだが

2011-12-24 | 日記

今日は予報通り寒い日になった。朝のうちは、フルートの練習をしておこう。いつも通り、ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、トリル、アルテ21課練習曲NO1、NO2をやる。トリルの終結部を取り出してスムーズな終結の仕方を練習する。

次は曲の練習だ。ヴァイオリンとの二重奏曲吹く。コレッリ「ラルゴ」、モーツァルトディヴェルトメントNO17の「メヌエット」、ラモーの「リゴドン」。「メヌエット」のTRIOがややこしいので、テンポを落として運指を覚える。

今日は、クリスマス・イブなので、バッハ、カンタータ147番のコラール「主よ、人の望みの喜びを」吹こう。どうも、曲が早く流れ過ぎだ。テンポを落とすとブレスが難しくなる。テンポやスムーズな流れを乱さないように気をつけるが、反面淡々とした吹き方になってしまう。どのように吹けばいいのか、色々吹き直して、表情を考える。最初のうちは、どこかミスが出たが、何度か吹いていると、一応ミスなしで吹けるようになった。最後に、讃美歌「諸人こぞりて」、「いつくしみ深き」など数曲をゆっくり吹いて、午前中のフルート練習を終えることにした。

昼からは、クリスマスイブの街の様子を見るため、ミナミに出かける。さすが心斎橋はすごい人だ。

私たちも、互いにプレゼントを何か買おうかと言い合いながら、東急ハンズに寄ってみる。店は、クリスマスグッズを買いに来たお客さんでごった返していた。妻は、中にボールが入っている泡だて器、サラダの水を切る「spinner」を欲しいというので、プレゼントすることにした。私は、来年のカレンダーが欲しかったので、花やヨーロッパの風景のものがあったので買ってもらった。いささか、現実的すぎるプレゼントになってしまった。

心斎橋を南に向いて歩く。YAMAHAに寄って、フルートの楽譜を見る。丁度、バイオリンとピアノの生演奏をやっていた。

道頓堀に入ると更に人の数が増してきた。昼を大分過ぎてしまって、お腹も減ってきたので、お寿司でも食べようと店を探すと、目当ての店が移転して無くなってしまっていた。仕方がないので、久しぶりにお好み焼き「千房」に入る。「まったり焼き」と言う面白いお好み焼きがあったので注文する。

アスパラやホウレンソウ、チーズ、オモチ、豚肉などが入っている。食べてみると、成程、まったりした味だ。しかもおもちがいい食感を出している。これは家でお好み焼きを作る参考になった。

合わせて、ミックス焼きそばも注文する。「千房」のは、太くて食べごたえがある。ただ、ソースが何か足りないような気がした。コクが弱い感じだ。

帰りに、「551蓬莱」に寄る。

豚まんとシューマイ、中華ちまきを買う。この店は、ポテトにも人気がある。御堂筋に出てみると、銀杏がまだ散らずに残っていた。

今夜の夕食は、クリスマスイブだが、「551蓬莱」で買ってきたものを食べた。中華ちまき、もち米の炊き込みご飯に、エビ、貝柱、などをが入っていて、これは、なかなか乙な味だった。生地がふっくらした豚まんは、さすがの味だった。これは家ではできないな、とつぶやくと、妻は「やってみようかな」とのこと。

 


ウォーキングとフルートの一日

2011-12-23 | 日記

今日も大分冷え込む一日だった。天気はそう悪くない。午前中は、厚めの上下スポーツウエアを着込み、手袋、毛糸の帽子、リュックサックを背負ってウォーキングに出る。休みの日だが、あまり人は歩いていない。

公園で犬を散歩していた人がいた。少し見慣れない犬なので「何と言いう種類の犬ですか」と聞くと、「ジャック・ラッセル・テリア」とのこと。成犬で5キロほどだが、筋肉質で、よく走るらしい。もともと狩猟犬とのことだ。

いつも行っている「道の駅」の駐車場は車が一杯だ。付近のため池は、まだ紅葉が残っていた。余りに人が多いので、買い物は止めておこう。ゆっくり歩いていたら、昼過ぎになってしまった。

八ヶ岳の畑で採れた大根を昨日、塩をたっぷり振って漬けこんで置いた。

今日、樽の中をみると、大分水が上がってきていた。まだまだ水を上げねばならない。二日間混ぜながら水をあげると、その水を捨てる。その後砂糖とみりんで水揚げし、7日ほどすると、素朴な大根の漬けものができる。

夕方から、フルートの練習だ。今日も、いつもと同じように、ロングトーン、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオトリル練習、アルテ21課NO1、NO2の練習曲をやる。その後、ヴァイオリンのとのドュエット曲練習する。マルティーニの「ガボット」、コレッリの「ラルゴ」、モーツァルトの「メヌエット」、ラモーの「リゴドン」。やはり、モーツァルトの「メヌエット」のトリオの16分音符のところが難しい。ラモーの「リゴドン」は、高音の運指が回らないので、楽譜通りに1オクターブ落として吹く。まずまずの形になってきた。最後は、「グリーンス・リーブス変奏曲」を何度か吹いて今日の練習を終える。


人間ドック まずはひと安心

2011-12-22 | 日記

日本列島に北の方から寒波が訪れてきて、今日は重い空模様だ。そんな中、今日は絶飲、絶食で、人間ドックの検査がある。勤めを止めると健康診断を受ける機会が無くなってしまって、自分の今の健康状況がよくわからない。
放っておいてもあまり変わらないかもしれないが、何となく不安になることもある。
実は、このところ、飲んだあくる日など、左の肋骨下の方が痛むことがある。もしや胃や十二指腸に何らかの異変があるのではと、不安になる。それを検査ではっきりさせよう、というのが第一の目的だ。

先ずは、受付で、問診票と検便を提出する。検査は、血圧から始まって、身長、体重を計る。血圧が、やや高い。若い時から数ミリほど身長が短くなっている。
次は血液検査、検尿、目の検査だ。目の検査は暗いところで、懐中電灯の様なものをまともに照らされて、「真っ直ぐ前を見てください」と言われる。これがまぶしいので目をそらすと、「まっすぐ」「下」「右」「左」「上」と、どんどん指示が出されて、目をぐるぐる動かされる。結果は目は特に問題なし。視力検査も、結構小さなものが見えたので気分をよくする。聴力検査。これが駄目だ、高音がなんとなく聞き取りにくい。老化が進んでいるのを自覚する。
続くは、腹部エコー検査。ゼリーを塗りつけて、内臓の異常をエコーでとらえる。肝臓、腎臓、膵臓、脾臓、膀胱など全てわかるらしい。検査後の身体に着いたゼリーを拭うのが気持ちが悪かった。次は胸や足に電極を張り付けて検査する心電図。不整脈などが分かる。続いて、肺活量検査。短い筒を咥えて、できる限り吹いたり、吸ったりする。最後は一気に思いっきり肺の中の空気を出す。これで何が分かるのかあまりよくわからなかったが、肺の調子はいいらしい。

次は、服を着かえて、レントゲンだ。まず、肺のレントゲン。1回目は、胸が全面のガラスに密着していないので、「撮影不能」と言われた。技師から、「もっと胸を押しつけて」、と言われるので、強く押し付けると、「それでいいです、息を止めて」、と言って別室に入る。ところが技師がなかなか出てこないのだ。息が苦しくなってきたころ、「楽にしてください」と言われてほっとした。
最後は、胃の検査。「今日はお一人なので、ゆっくりやりましょう」と言われる。最初に、胃の動きを止める筋肉注射を打たれた。バリウムを一口含んでは飲み干す、これを3回やる。もちろん美味しくはない。続いて、胃を膨らます炭酸錠剤を飲む。「右向いて」「回転して」「腰を上げて」と色々指示が出る。しんどいのは、頭の方を下に傾けて撮影するものだ。握り棒をしっかり握って、と言われるのだが、ゆるく握っているとずり落ちる。そんな角度まで、ベッドを傾けるのだから大変だ。
しかも、「息を止めて」と指示が出て、握りしめたまま、じっとしていなければならない。これが、やたら長く感じる。これを耐えると、今度は、丸いボール状のもので胃を圧迫して撮影する。ぐっと押してくるので、思わず構えると、「肩の力を抜いて下さい」、注意される。これで、ようやく胃の検査が終わった。
レントゲン室から出てくると、再度の血圧検査だ。「最高が160!」、係の方が高いですね、と言うので、「あたりまえでしょう、あんなに鉄棒を握りした後は誰でも血圧上がりますよ」と応える
検査はそれで終了だ。

ここで昼食取って、午後から、ドクターから検査結果の説明がある。

診察室に入ると、前に肺のレントゲン写真が張ってあった。何か肺に問題でもあるのかなと思うと、「肺は特に問題はありません」とのこと。それなら、こんな写真は何なのか。肝臓、膵臓、腎臓、脾臓などにも問題が無いですね。血圧が少し高いですね。しばらく様子を観察してくださいと、血圧記録票を渡される。しかし、これまで血圧は高い方で、せいぜい130ぐらいしかいかなかったの、この病院の血圧計が少し狂っているのではと思った。

尿酸値、コレステロール、中性脂肪が高いですね。そのあたりの数値は、これまでの検査でも何度もドクターから言われてきているので、馬耳東風状態だ。早く、気にしている胃のことを言ってほしいのだが、と思っていると、やおら、胃は過去の胃炎の跡がありますね、とおもむろに言い、「でも問題ないです」、「十二指腸も何もないですね」とのこと。

私が「最近左の肋骨の下が痛むのですが」と言っても「特に問題ないですね」を繰り返す。悪いところがなければ、それでいいのだが、なんとなく、期待はずれで…。検査の結果の詳細は別途郵送します。中性脂肪、コレステロール、尿酸値などは、お近くのかかりつけの医院に行って常にチェックするのがいいですね、とのことだった。

何はともあれ、100%健康ということではないが、いつも通りの検査結果でひと安心だ。これで人間ドックの第一関門は突破した。次は脳ドックの検査がある。