皆さんこんばんは~
前記事の緑に関連して・・・、お抹茶の緑に焦点をあててみました
↑お濃茶・・・って、ご存知でしょうか?
私は昔昔、茶道表千家を習っていた頃、まだ小学生でしたが、このお濃茶の存在は、かなり衝撃的でした。
濃い濃い感じに点てる・・・ではなく、練る・・・ですよね。
色も濃いし、水分が超少なくて(笑)、どろどろっとした感じです。
飲んだ後、茶碗の飲み口がどろっと汚れているので、綺麗に懐紙でふき取る気使いが必要になるんですよね。
これは、茶事において、最も上級なおもてなしとされていると思います。
私は、初釜とか、大切なお茶会で、これを何度かいただいたことがあります。
お稽古でもやったことがあるので、会当日は、あたふたすることはなかったですが。
これは、水分が少なく、どろどろなのですが、主客から順に、まわし飲みするんですよね。
当時は、新鮮すぎて、ほんと茶道って、楽しいな~って、子供のくせに感じていましたね。
↑お濃茶は主菓子が供されます。
初釜なんかでは、華やかなお干菓子も薄茶を頂く前に、沢山出て来て、とっても可愛くて、子供としては、茶道を習っていて良かったと思う瞬間でもありました。
↑お薄は、いついただいても、落ち着きます。
昔茶道のお稽古の、静寂の中でいただいたお薄・・・、あの空気感は、しっかり自分の人生に、しみついている感じがしますね~