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船のトン数

2012-01-19 | 日記・エッセイ・コラム

 連日、1月13日(金)に発生したイタリアのクルーズ客船「コスタ・コンコルディア 」の座礁事故について報道している。座礁したのは、イタリア中部の西方のティレニア海のジリオ島の浅瀬である。座礁によって浸水・横転し死者・行方不明者が出ているとの事。座礁の理由はまだ不明だが、船乗りが陸に対して行う挨拶の風習「インキーノ」をするに接近しすぎたのでは、との指摘がある。
 豪華客船の海難事故で有名なのは、1912年4月14日のタイタニック号の事故である。本年はこの事故からちょうど100年目である。何か因縁めいたものを感じた乗客もいたとの事。
 「コスタ・コンコルディア」は2006年7月に就航した11万2,000トンの大型客船である。”海の摩天楼”と呼ばれる程の大きさで、船の全長:290m、全幅:36m、デッキは14層、客室数:1,430室、乗客定員:3,800名、乗組員数:1,100名、巡航速力:20ノットである。
 船の大きさは重さの単位である”トン”で表されている。このトン数表示は、重量(重量トン数)と容積をトンに換算したもの(容量トン数)とがある。また各トン数でも使う目的によって種類があり、その意味も異なる。
 客船は積荷重量より容積が重視される。客船の総トン数は、容積換算トン数である。容積は除外(二重底・上甲板から上の室など)場所を含まない総容積(閉囲場所)で、100立方フィート(約2.83m3)を1トンと換算したものである。11万2千トンを総トン数とすると、112000X2.83≒317000m3---68.2m立方となる・・大きいな。純トン数はこれから機関室・乗組員室・バラストタンク等を除き、船客・貨物に供される容積である。

 

 マンリョウ(万両)はセンリョウ(千両)とともにお正月の縁起物である。マンリョウは葉の下方に実を付け、センリョウは葉の上方に実を付ける。名の由来は、センリョウより実が沢山で重いから、マンリョウ(万両)との事らしい。因みに、ヒャクリョウ(百両、別名は唐橘(からたちばな)、ジュウリョウ(十両、別名は薮柑子(やぶこうじ)、イチリョウ(一両、別名は蟻通(ありどうし)もある。いずれも縁起物だ。

Manryou01191  マンリョウ(万両)
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
常緑性の低木
樹高は0.3m~1.0m
花は7月~8月頃咲く
花は1cm足らずと小さい
花色は白色で赤の点々がある
実は0.7cm位、晩秋に色付く


Manryou01192 別名は藪橘(やぶたちばな)

赤色の実が基本種である。
実の色が白のシロミノマンリョウ、黄色のキミノマンリョウがある。
葉に斑があるものなどの園芸品種もあるとの事。