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全ての都道府県で20年から人口が減る

2013-04-03 | 社会・経済

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は、2040年までの地域別の推計人口を発表した(3月27日)。
 同研究所が2010年の国勢調査に基づき、30年後の地域別人口を推計した。東日本大震災による影響も考慮し、都道府県と市区町村の推計を出した。福島県は原発事故の影響が読めず、市町村別の推計はしていない。
 これによると、全ての都道府県で20年から人口が減り、40年には7割の市区町村で人口減少率が20%以上と全国平均(16.2%)を上回る。40年時点で減少率が大きいのは、10年比で秋田県の35.6%減、青森県の32.1%減、高知県の29.8%減・・。福島県の26.8%減、岩手県の29.5%減との推計。40年には人口減によって15~64歳の生産年齢人口も減少する。
 高齢化も進み、総人口に占める65歳以上の割合は、10年の23%から40年には36%となる。特に大都市圏で高齢者人口が増える傾向で、地方から大都市に就職し、退職後も地元には戻らずにそのまま住み続けるからだ。
 この人口減・高齢者率増によって、税収・社会保険料の減少や高齢者の社会保障費増などの問題が発生する。経済の活力を維持するため、元気な高齢者や女性の活躍が望まれ、活躍ができる社会システムを構築すべきであろう。

 

 今日は朝から雨。時々雨脚が強く、風も強くなる。でも夕方に小雨となった。
 雨の中の散歩は傘をさしても足元が濡れる、濡れるのはチョット厭だな。でも雨に濡れる草木や花は情緒が感じられて好きだ。
 ハボタンに花が咲いている。黄色の4弁花が数輪開いて雨に濡れている。蕾も沢山付いており、満開となったら綺麗だろうな。
 ハボタンはヨーロッパ原産で、食用の紫キャベツとして江戸時代中期に渡来した。初めはオランダ菜と呼ばれていたが、1778年(安永7年)に山岡恭安が牡丹菜と命名した。しかし、葉がボタン(牡丹)の花のように美しいことから、ハボタン(葉牡丹)と呼ぶ様になった。この食用キャベツを日本が観賞用として改良したのもので、野菜が鑑賞用植物になった例は世界的にも珍しいとの事。因みに、ハボタンは、別名花キャベツと言うようにキャベツの仲間だが不味くて食べられない・・と言われる、食べたことはない。

Habotan304031  ハボタン(葉牡丹)
別名:花キャベツ
学名:Brassica oleracea var. acephala
Brassicaは古いラテン名でキャベツの意味
アブラナ科アブラナ属
ヨーロッパが原産地
耐寒性一年草
丈は10cm~50cm
葉の鑑賞期は11月~翌3月
鮮やかな葉の色や姿を鑑賞する園芸植物
葉色は紫や白など
開花時期 は4月~5月
黄色い菜の花のような花


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