昨日(4月21日)は春とは思えない冷え込みに見舞われ、東日本の内陸や東北地方では季節外れの雪が降った所があった。三陸沖を低気圧が北上し、別の低気圧が本州南岸を東へ進んだ影響で、日本の上空に強い寒気が流れ込み、21日朝から気温が低くなった。
仙台市内での4月下旬の積雪を観測したのは、1947年(昭和22年)以来の66年ぶりである。・・昨日はホントに寒く、3月上旬並みの気温だった。でも珍しい光景を見た・・雪を被った満開の桜、雪を被った雪柳 etc。
気象庁などによると、積雪は、山形市・福島県会津若松市で6cm、福島市 3cm、長野市 2cm、仙台市 1cmとの事。気温(最低気温)は、東京都心で5.3℃(4月下旬としては48年ぶり)、横浜で5.1℃(4月下旬としては1961年以降で最も低い)、仙台で0.8℃(最高気温は7.5℃)。
今日の天気は晴れ、でもまだ気温は低い(最高気温は10℃を少し超え)。昨日の雪はすっかりない。
ユキヤナギの花は満開で、名の如く雪が降り積もった様見える。中国名でも”噴雪花”との事。昨日のユキヤナギは花なのか雪なのか判らない花姿だった、今日のはホントの白い小さな花の集合。名(雪柳)の由来は、柳(やなぎ)の様な葉と枝(枝垂れ)に雪の様な白い花を咲かせるからと言う。名にヤナギと付くがヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)の仲間ではない。
ユキヤナギ(雪柳)
別名:小米花(こごめばな)
バラ科シモツケ属
落葉低木、丈は1m~2m
原産地に中国説と日本説がある
開花時期は3月~5月
花は径7mm位と小さい
花色は白