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口蓋接着遺伝子を特定、口唇裂・口蓋裂治療に光

2013-04-23 | 健康・病気

 大阪大学大学院歯学研究科の阪井丘芳教授らは、口回りの形が不完全で生まれる「口唇裂」・「口蓋裂」に関係する、「口蓋」の接着遺伝子を見出した。マウスの実験で、この遺伝子の発現を抑制すると、口蓋のくっつきが阻害されて、遺伝子を欠くと癒合が遅れると言う。この研究は、先天性の難病、口唇裂・口蓋裂などの予防、治療につながると期待される。研究成果は米科学誌プロスワンに掲載された。
 阪井教授らは、マウスの口蓋ができる遺伝子の発現をデータベース化する「マイクロアレイ」の手法で遺伝子のプロファイルを網羅的に探索し、これらから特に働く接着遺伝子として「CEACAM1」を見い出した。この因子の発現を抑制する抗体をマウス胎児に加えると、約4割のマウスで口蓋の癒合が阻害されていた。
 口唇裂・口蓋裂は比較的発症頻度が高く、日本では500~600人に1人の頻度で生まれるとされている。近年の医療進歩により、唇と鼻は裂の痕が判らない程に治る。障害として、言語(発音)障害・上顎の発育障害・歯並び不正・滲出性中耳炎などが発生するので、適切な時期の適切な治療が必要となる。

 

 晴れ上がった良い天気。でもまだ風が吹くと寒い。
 クリニックの玄関前のお庭でハナニラが咲いていた。星形の花が可愛く、白色や淡青色なので清楚な感じがする。
 葉を千切ってみると韮(にら)の匂いがする。野菜の韮と同じ科だが属(野菜のニラはネギ属)が違い、花の姿も大きく違う。名(花韮 :はなにら)の由来は、可愛い花を付ける韮に似た葉からと言う。

Hananira304191  ハナニラ(花韮)
別名:西洋甘菜(せいようあまな)
   イエイオン
英名:Spring star flower
ユリ科(ヒガンバナ科)イフェイオン属
球根性多年草
原産地は南米(アルゼンチン)
明治時代に園芸植物として導入
開花時期は2月~5月
韮の様な葉から花茎を伸ばし、その先に星形の花を1輪咲かせる
花径は数cm程で、花色は白・淡青紫・青紫


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