英国の高等教育専門週刊誌THE(Times Higher Education)は、中東を含めたアジア地域(25ヶ国)の大学100校のランキングを発表した(4月10日)。同誌は昨年発表した世界ランキングをもとに、今回初めてアジア地域限定版をまとめた。ランキングの評価指標は、5項目(教育環境、国際性、産学連携収入、研究、論文の被引用)13要素で、各項目を100点満点で評価して総合点を算出している。
ランキング1位は東京大学、2位シンガポール国立大、3位香港大、4位北京大、5位浦項工科大・・となっている。100校の中、日本は1位の東京大など22校が入り、次いで台湾が17校、中国が15校、韓国が14校だった。
1位は東京大学、7位は京都大学で、研究・教育などの項目は高得点だったが「国際性」が低い(東大は27.6点/100点、京大は26.3点/100点)評価だった。2位のシンガポール国立大学(92.3点/100点)、3位の香港大学(81.7点/100点)は高い評価となっている。「国際性」とは、外国人教授・学生の比率や外国人研究者との共著論文の比率などとの事。
因みに、同誌の「世界大学ランキング」(2012年10月)によると、上位200校に入った日本の大学は5校(27位東京大学など)とアジアトップである。しかし、韓国のソウル大(59位)・シンガポール国立大(29位)・北京大(46位)など、国際化を進める韓国や中国が躍進している。
◆日本のランク100位に入った大学
1位 東京大学
7位 京都大学
13位 東京工業大学
15位 東北大学
17位 大阪大学
26位 名古屋大学
36位 首都大学東京
42位 筑波大学
44位 北海道大学
48位 九州大学
53位 慶応大学
57位 早稲田大学
60位 順天堂大学
67位 広島大学
69位 大阪市立大学
73位 神戸大学
75位 千葉大学
81位 東京農工大学
85位 岡山大学
96位 金沢大学・横浜国立大学
道沿いの少し傾斜がある空き地で、ツクシを見つけた。昨年も桜が咲く頃にこの場所だった。ツクシも野の春を告げる草(雑草?)だ。
名(ツクシ)の由来は、スギナに付いているから付子(ツクシ)説、ツクヅクシ(突く突くし、突出している様子)の転訛のツクシ説、突々串〈つくつくくし、串の様に突き出ている)からの説、澪標(みをつくし、航路標識:水から突きでた柱)からの説などがある・・どの説でも納得。漢字の”土筆”は文字通り、土から伸びる筆の姿。
因みに、ツクシは食用となるとの事で、「胞子のほろ苦さと茎の歯ざわりは最高」との評・・私は食べた事がない。
ツクシ(土筆、付子)
英名:horsetail
(馬の尻尾)
スギナ(杉菜)の胞子茎(胞子穂、胞子体とも言う)
スギナはトクサ科トクサ属
出て来る時期は、2月~4月