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喫煙は「がんに繋がる遺伝子変異を誘発」、肺がんのリスク上昇

2016-11-04 | 健康・病気
 国立がん研究センターや理化学研究所など日米英韓の研究チームが、米科学誌サイエンスに発表した成果(11月4日付)。
 成果は、がん患者5243人分の全遺伝情報を解析した。喫煙者患者2490症例、非喫煙者患者1063症例、喫煙データなし1690症例の合計5243症例である。喫煙との関連が報告されている17種類のがんについて、喫煙者と非喫煙者で遺伝子変異の数などを比較したもの。これによると、たばこを多く・長く吸う人ほど細胞ががん化する原因とされる遺伝子に突然変異が起き、たばこの化学物質によって誘発されることが明らかになった。通常、遺伝子の突然変異は自然に修復されるため、大量に蓄積することはない。
 最も多い肺がんでは、毎日1箱(20本)を1年間吸うと150個の突然変異が蓄積すると推計された。
 ◆タバコで起きる遺伝子の変異(国立がん研究センターによる)
 1日1箱を1年間吸い続けた場合
 肺  150個
 喉頭  97個
 咽頭  39個
 口腔  23個
 膀胱  18個
 肝臓  6個

 晴れ。気温は11月並みで、少し寒さを感じる。青森で初雪を観測、とあるから寒さが南下して来る。
 道の傍の”ヒサカキ”に黒い実が付いている。実の近くに小さな蕾が見える、もう春の準備かな。”ヒサカキ”は雌雄異株なので、この実が付いているのは雌木。でも、雄花・雌花だけを付ける雄株・雌株だけでなく両性花の株もあると言う・・まだ見た事がない。因みに、雄花と雌花は、4月10日のブログで紹介。
 名(ヒサカキ)の由来は、「榊に非ず」から「非さかき」説、サカキより小振りから「姫サカキ」説がある。
 ヒサカキ(姫榊)
 学名:Eurya japonica
 ツバキ科ヒサカキ属
 雌雄異株(常緑小高木)
 開花時期は3月~4月
 白い小さな花が葉腋(ようえき)に付ける
 5弁花で花径は数mm
 雄花は鐘形で、雌しべは退化して見えない
 雌花は杯形、雌しべのみで花柱は3裂してる
 果実も径数mm程で、秋に黒紫色に熟す
 サカキの代用として枝葉を神前に供える