歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

ほぼ原形で3000年前の木棺・ミイラ発掘

2016-11-16 | 歴史・考古
 エジプト中部のアコリス遺跡の集落跡から、第21王朝期(紀元前11世紀~同10世紀頃)の木棺をほぼ原形で、日本の調査団が発掘した(11月5日発表)。
 発掘は民衆の居住地域跡からの木棺で、長さ約1.9m、幅約55cm、高さ約29cmである。材質はイチジク、くぎはナツメ製で発掘例としては珍しい白木の状態で、高貴な人物の木棺に通常みられるしっくいや文字がなかった。これまでに発見された同時代の木棺と比べても保存状態が極めて良い。女性とみられるミイラも納められていた。
 ミイラは亜麻布の袋に入れられ、四角い形状の護符らしき首飾りをしていた。木棺のふたに刻まれた手の形が開いていることから成人女性とみられる。木棺の底面下の地中には、ヤギ革製と植物製のサンダルが1足ずつ見つかった。
 団長(遺跡を30年以上調べているアコリス調査団)の川西宏幸筑波大名誉教授は「3千年前の木棺が全く腐敗せずに原形をとどめているのは驚異的だ」と指摘した。

 今日の空は雲がある晴れ。風が少し強い。気温は平年よりやや低めで、最高気温12.5℃。
 所用があり、郊外に出かけた。圃場と畑の堺に”ススキ”が帯の様に育っている。どうして”ススキ”があるのかは分からない。
 枯れ”ススキ”を見ると会社の大先輩を思い出す。先輩はお酒が入ると何時も「おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき・・」と唄った。その時の先輩の年齢より大分歳をとり、唄った彼の気持ちが判る気がする(・・人生の哀愁に共感!?)。
 ススキ(芒、薄)
 別名:尾花(おばな)、茅(かや)
 尾花は穂を動物の尾に見立た
 茅は屋根材・炭俵用に使われた
 イネ科ススキ属
 多年生草本(丈は1m~2m)
 株を形成し多数の花茎を立てる
 秋の七草のひとつ