展覧会の正式タイトルは
A★MUSE★LAND TOMORROW 2009 ANIMAL FANTASY イヌイト・アート&動物たち
道立近代美術館は毎年冬休みに合わせ「A★MUSE★LAND(アミューズランド)」という親子向けの展覧会を企画している。
開館以来の「親と子の美術館」を引き継ぐ伝統の展覧会だが、今年から、理由はわからないが、うしろに「TOMORROW」がついた。
ことしは、 . . . 本文を読む
いやー、どうしちゃったんだろう。
26日は微熱が出て、1日寝てました(会社はもともと休み)。
またも、見に行けずじまいの展覧会が多数。ごめんなさい。
自分でイヤなのは、このころの症状を思い出してしまうこと。
意気が上がらぬことおびただしいです。
画像は、小樽・花園の古屋ギャラリー前。
. . . 本文を読む
これで、先日の東京行きについてのエントリはおしまい。
後日談というか、付け足しの話。
ナディッフアパートかどこかでもらった、ギャラリーの日程が書いてあるフリーペーパーを羽田空港で帰りの便を待ちながら見てたら、森山大道写真展「北海道」が、表参道で開かれているという情報が載っていた。
知ってたら行ったのに…。
絵文字、しつこくてすいません。
よく、札幌のギャラリ . . . 本文を読む
(承前)
冒頭の画像は、ルイ・ヴィトンのお店の横。
右手は「瀧山町ビル」といって、銀座でも指折りの古いビルだ。
この、並木通りと交詢社通りの交差点の画像を掲げたのは、わけがある。
この場所が、1964年、赤瀬川原平、高松次郎、中西夏之の3人からなる前衛芸術家グループ「ハイレッド・センター」による「首都圏清掃整理促進運動」の舞台になったからである。
のちに赤瀬川がハイレッド・センターを . . . 本文を読む
世界の大都市でも例を見ない大量の雪と厳しい寒さを、アートに利用しちゃおう! という催し。
最初は「さっぽろ雪まつり」とおおむねおなじ日程で開かれていましたが、2回目以降は、「雪まつり」よりすこし早めに行われています。
以下、北海道美術ネットの表紙からコピペです。
2009年1月28日(水)-2月1日(日)11:00-19:00(初日-17:00、1日-20:00)、モエレ沼公園ガラス . . . 本文を読む
(承前)
銀座の目抜き通りに立つエルメスの8階で現代アートの展覧会が行われているというので、行ってみた。
ここは、おのぼりさん要注意である。
エレベーターがあったので、上ろうとすると、店の人が大急ぎで制止にかかり、どこへ行くのかと尋ねる。
「8階フォーラム」という会場には、店内のエレベーターでなければ行けないのである。
店は、自動ドアなどではなく、厚いコートを着た男性が立ってい . . . 本文を読む
週末に失速。
21日夜に1時半まで飲んでいたのが響いたか。
22日はギャラリーミヤシタと、新設された「アトリエムラ・ギャラリー」へ。
雨が降り、ひどい天気の1日だった。
この冬の北海道の気象はどうかしている。
23日は、北見まで「野又圭司展」を見に行こうとひそかに考えていたが、とてもそんな体力が残っておらず、断念。
自宅にこもり、このブログに何本かエントリを書いたが、長 . . . 本文を読む
ブログ「浅野久男写真通信」によると、来年の廃止が検討されている札幌市写真ライブラリーの説明会が、2月4日19時から、札幌市民ホールであるそうです。
筆者の考えは下のエントリに書きました。
■札幌市写真ライブラリーの行方は(2008年12月)
ただ、コメント欄で、asanoさんといまいち話がかみあっていなかったわけを考えて、思い出したことがありました。
昔は、年1回、ライブラリー . . . 本文を読む
★ソクラテスのカフェギャラリー(西区琴似2の7 メシアニカビル地下)
「なぜだ! 売れない文庫フェア」などユニークな催しですっかり有名な本屋さんになった 「くすみ書房」が、地下に開いているのが「ソクラテスのカフェ」。
古本屋と喫茶(ちょっと昔風)が合体したようなスペースで、古本を読みながら珈琲を飲むこともできます。
その一角が、ギャラリーになりました。
こけら落としとして、札幌の版画家 . . . 本文を読む
ゴヤ「巨人」実は弟子作品?プラド美術館は「調査中」(読売新聞) - goo ニュース
この記事、メディアによって微妙に違います。
朝日新聞は…
スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)の作品と見なされてきた絵画「巨人」が、実は他の画家の作品だったとする調査報告書を、所蔵するマドリードのプラド美術館が近く公表する。
という書き出し。
毎日新聞に載っている . . . 本文を読む
まず、七里さんとミヤシタさんにおわび。
北海道美術ネットに変な紹介がされていますが、七里さんは札幌出身で、京都の大学で美術を学び、そのまま京都に住んで絵筆を執っている若手です。
一昨年にギャラリーミヤシタで初個展を果たしました。
そのときは、彩度の高い、水面のような抽象画がメーンだったように記憶しています。
今回は「no-man's land」がテーマで、13点の作品それぞれにキャプ . . . 本文を読む
(承前)
東京の旅も終わりに近づいてきた。
前回のエントリで書いたことの続きだけど、東京に住んでいた1980年代当時、いまよりもっと多くのギャラリーが銀座・京橋かいわいに集中していた。
最近とはちがって、まだ隔週刊だった「ぴあ」がほとんどのギャラリーの日程を分け隔てなく掲載していたので、見て回るには便利だった(この情報の徹底した平等性こそ「ぴあ」のすばらしい点だったのに、会社が事業の軸を . . . 本文を読む
(承前)
輪島進一さんは、「手宮心象」(2001年)と「雨上がる」(2000年)のわずか2点だが、いずれも横に長い作品なので、とくべつ冷遇されているわけでもない。
2点とも、会場の市立小樽美術館の所蔵作で、作者が小樽桜陽高の教壇に立っていた時代の絵だ。
彼の画風の変遷については、下のリンク先で詳しく述べているから、ここでは繰り返さないが、それまでの細密な描法をいったんやめて、細い線が画面 . . . 本文を読む
北海道新聞2009年1月22日の空知版から。
【芦別】市が所有する北海道出身の有名作家の絵画が来月、ヤフーのネットオークションに出品、公売されることになり、売却を前に星の降る里百年記念館で下見会を兼ねた美術展が開かれている。
出品されるのは小川原脩の「芦別風景1」(605ミリ×725ミリ)など3品のほか、上野山清貢の「ニジマス・ヤマメ」(240ミリ×333ミリ)、伊藤正の「バラの花」 . . . 本文を読む
この「北海道美術ネット」を以前から読んでいる方はご存じかもしれないが、筆者は、小樽の街に対し、言いようのない懐かしさを感じる。
時の流れからすっぽりと取り残されたような街並みも、時代の変化につれて変わってきている。それでも、海に、坂に、木造の家々に、郷愁を感じずにはおれない。
この小樽の風景を題材にしている1920-40年代生まれの画家9人の作品を集めた、見ごたえのある絵画展である。
決 . . . 本文を読む