さぬき市地方は朝方は雲があったが、昼前からは高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17度から23度で、日中は暑いほどだった。湿度も87%から62%。風は1mから2m。
朝方は曇っていたものだから、少し本を読んでおかねば・・と、梅原猛さんの「梅原猛の仏教の授業」という本を読んでみた。「法然の授業」「親鸞の授業」「一遍の授業」「共生の授業」という内容の本だった。なかなかに意外な盲点を突く内容だった。
こういうお話も、「法然上人行状絵図ではこういう話がある」「醍醐本ではこういう話になっている」という話にしなければ、こういう説が一人歩きしてもよくないのかなぁと思ったりした。とううことは、私たちが学んできたことも、実は裏があり、闇があるっていうことだ。真実は暗闇の中に潜んでいるのかも知れない。
我が家ではとうとう、おこたも出して、扇風機を片付けて、ファンヒーターを出してきた。朝夕が涼しくなったもので早めの準備。
今日は奥方の頼まれもので、屋島の娘の家まで行ってきた。そういうことで、今日のお昼はここになった。
高松市前田東町にある「工房わいんち」というプチ・セルフのお店。うどん屋の割に「工房」というのが似つかわしくないが、ここは昼間はうどん屋で、夕方からは焼き鳥や串カツの居酒屋になるらしい・・・。
何年か前には「たぬき」といううどん屋さんだった筈。そうそう、玄関脇にたぬきの置物がそのまま残っている。 「わいんち」というのは関西弁やね。「私の家」という意味。讃岐弁では「うちんく」という。だから、我が家の犬は「ウチンクンデス・ド・キム・ハイディ・ゴンザレス」という名前になっている。
で、あれこれと迷ったあげくに、結局の薬局で・・「肉うどん」になった。いろいろと変わったメニューがあったのだけれど、安易な所で妥協してしまった。これで400円。麺はまろやかでおいしかったが、お肉が口にはなじめずにモグモグとばかりやっていた。
ビールと日本酒を買いにスーパーに入ったら、もう、こんなものが。郵便局からも年賀状の予約の話も出ていたし・・・。我が家は「服喪期間」は過ぎているので、通常通りに年賀状を出す予定。
帰りに、ホームセンターに寄って、レキの墓の写真を入れるホルダーを買ったり、電機屋さんで、写真用紙を買ったりした。島の文化祭用に「英国士官レキの墓」の資料を整理して展示するためのもの。これも急がないと時間が足りなくなりそう・・・。
学校の授業のように、朝の間は「仏教学浄土論」、昼からは「幕末歴史学英国士官レキ埋葬論」・・・。
これは、パワーポイントで「イギリス士官レキ研究会」用のプレゼン資料。広島町民用に編集したもの。
一方、こちらは、今週の25日の興正寺松別院で行われる「定例法座」用の「絵伝に見る法然上人の生涯」というプレゼン資料の最終確認。
きょうの掲示板はこれ。「いつの間にか生だけがいのちと思っていた 生老病死 まるごと全てがわたしののいのちであるのに」というもの。確かに、命というと、生か死か・・みたいなことや、生きている間だけが「いのち」であると考えていたが、このわたしのまるごと全てが、わたしの命であることに気づかされて、その重さや尊さにうなだれたことがある。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。