さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の30日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。気温は11度から20度、湿度は65%から54%。日中は暑いくらいになった。風は1mから2mの西北西の風が少し・・・。
午前中は相も変わらず「レキ墓研究」の最終のまとめと新事実の追加。
で、千葉からお客さんが来られるというので、松空港までお出迎えにけいこばぁと出掛けた。途中で郵便局に寄ったり、ミシン屋さんに寄ったりしながら・・。
松空港は、高松市の南部、香川町と香南町にまたがっているらしいが、主要な建物があるのは高松市香南町岡というところ。我が家からは約一時間弱ほどの距離にある。
JAL1407便は12:55分に到着した。ちなみに、航空機の「到着時間」は、指定された位置に停止した時。厳密には、前輪に車止めのブロックを置いた瞬間。これを「ブロック。オン」といい、その時刻を「時刻表」に記載している。反対に、「出発時間」というのは、このブロックを外した瞬間、これを「ブロック・オフ」というし、トラクターによって「プッシュバック」がスタートする時間でもあるらしい。
この場合には、前輪にオレンジの「ブロック」がオンされている状態で、ボーディング・ブリッジは接続されていない状態にある。一説には、後輪が空中に浮いた瞬間を出発時間だとか、搭乗ゲートが綴じられた瞬間とか言うけれど、実際はこのオレンジのブロックのオン・オフの時間だということである。
で、お客様が到着。それは・・・ということで向かった先がここ。
高松市香川町川内原にある「本格手打ち もり家」という一般店である。今日は平日の13時過ぎ・・・ということで、並ぶことも待つこともしなくて済んだ。
けいこばぁやお客さんは、天ぷらだのおでんだのいなり寿司などを取って、さらに「かけうどん」を食べたが、わたしは小食だから、この「釜玉(かまたま)」だけ。ま、いわゆる「たまごかけうどん」。これで300円。だんだんと、こころも胃袋も小さくなって来てしまっている。
お店の中はこのような雰囲気。わたしはセルフのお店のほうがゆっくりとできぞうだけれど。とはいうものの、ゆっくりとするのはできない性格で、慌ただしく食べて、さっさとお店を出てしまうのだけれど。
そんなこんなで、秋の日は釣瓶落としで暮れて行く。
今日の掲示板はこれ。「この泥があればこそ咲く蓮の花」というもの。蕪村の句だとされ、「あればこそ咲け」という説と、「あればこそ咲く」という説の二つがあるとのこと。泥の中で育っても清らかさを失わない蓮の花は仏教では人生の喩えとして使われている。浄土教の源信・法然・親鸞の教えを、源信:「泥中に ありて花咲く 蓮華かな」 法然:「泥中に あれど花咲く 蓮華かな」 親鸞:「泥中に あれば花咲く 蓮華かな」 と、例えた話もあった。煩悩や、苦しみや悲しみがあってこそ、この心の中に「蓮の華」が咲くという。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。