まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

人待って 月にはぐれる 枯れすすき

2013年10月27日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日の28日も、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。今日の気温は12度から18度という涼しい朝になった。涼しいというか肌寒いというか・・・。そのあたりの草や樹木には朝露が浮かび上がっていた。湿度は66%から50%。風は2mから4mの北西の風。

 

 火曜日にお客様が来られるというので、「裏庭の芝生をお掃除して頂戴な」と言われて芝生の掃除。すると・・・。

 

 こういうキノコや・・・

 

 こういうものが芝生に生えている。ま、食用のキノコではないことは一目瞭然。さっさと、ほうきで掃き飛ばしてしまった。

 

 芝生広場は落ち葉を掃除したものですっきりとした。

 

 そそ。昨日、山奥で見つけてきた花材で活けたお花。カキもそれなりに使っていた。残りは焼酎をふりかけて渋抜きをするんだそうだ。やっぱり食べるのか・・・。

 

 で、島の文化祭用の「英国士官レキの墓」の資料作りの最終段階で、ファイルが足りなくなったので、ホームセンター三ヶ所を回ったけれどお目当ての物がなくて、ここまでやってきた。東かがわ市湊にある「文遊館」という少し変わった文具店。ま、なんでもあるというか、訳のわからん物まであるという文具屋さん。

 

 で、ファイルを探して探して、ようやくに見つけた。

 

 それで、できあがったのがこのファイル。これがあれば、「レキの墓」の全てが分かる。文化祭が終われば「丸亀市」に寄贈する予定。

 

 今日のお昼はここになった。木田郡三木町にある「味泉:みせん」というセルフのお店。

 

 今日は「山菜うどん小」で350円。それにナスの天ぷらを乗せて100円増し。おなかにはやさしいおうどんになったかも。

 

 昼からも資料の整理。注釈文を付けたり、解説文を付けたりの作業。そそ、論文集も手直しが出てきているし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「眠られない人には夜が長いように 正しい教えを知らない人には迷いが長い」というもの。

 屋根のふき方の悪い家に、雨が漏るように、よく修めていない心に、貪(むさぼ)りのおもいがさしこむ。

怠るのは死の道、努め励むのは生の道である。愚かな人は怠り、智慧(ちえ)ある人は努め励む。

弓矢を作る人が、矢を削ってまっすぐにするように、賢い人は、その心を正しくする。

心は抑え難く、軽くたち騒いでととのえ難い。この心をととのえてこそ、安らかさが得られる。

花の香りは、風に逆らっては流れない。しかし、善い人の香りは、風に逆らって世に流れる。

眠られない人に夜は長く、疲れた者に道は遠い。正しい教えを知らない人に、その迷いは長い。

 という・・・仏陀の言葉からの引用であるらしい。前後にまだまだ言葉が並んでいるが一部だけを抜き出してみた。

 

 悲しみがあれば喜びがあり、喜びがあれば悲しみがある。悲しみも喜びも越え、善も悪も越え、はじめてとらわれがなくなる。

まだこない未来にあこがれて、とりこし苦労をしたり、過ぎ去った日の影を追って悔いていれば、刈り取られた葦(あし)のように痩(や)せしぼむ。

過ぎ去った日のことは悔いず、まだこない未来にはあこがれず、とりこし苦労をせず、現在を大切にふみしめてゆけば、身も心も健やかになる。過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。

今日すべきことは明日に延ばさず、確かにしていくことこそ、よい一日を生きる道である。

                       (仏教伝道協会編『仏教聖典』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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