KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・谷戸山公園

2017年09月27日 | 俳句
天気 晴のち曇

座間の谷戸山公園での吟行句会。
以前は、年間を通して毎月行っていたが、最近は生田緑地が多くなった。この2年は私の都合で行かない月が多かったので、最後にここへ行ったのはいつだったっけ?思い出さない。
家から遠くて、電車の接続が悪いと現地まで1時間40分以上かかるのが今の私にはちょっと辛い。

田んぼがまだ刈り入れしていなくて、田んぼのない地に住んでいると何とも心落ち着く風景だった。田んぼといっても、公園内の、学習田のようなもの。
谷戸の奥から湧く水が流れていて、田んぼの続きは湿地になっており、葦が穂をなびかせている。そして、終わりかけた彼岸花がまだたくさん咲いていた。

揚羽蝶がきたので撮ろうと思い近づいたら、なんと翅がボロボロ。




それでも密を吸っている姿に、なんだか自分の老いが重なった。
彼岸花の隣の薄原に、ナンバンギセルが・・


そろそろ終わりかける頃とはいえ、奥の方を覗いたらたくさん咲いていた。珍しいといえば珍しい花で、いつも行く公園の薄原で探しても見つからなかった。わざわざ、写真を撮るために昭和記念公園まで行ったことがあったっけ、という花。

句も、まあまあの数が作れたし、蒸し暑い日ながら風は爽やかで気分よく吟行出来た。
と思ったら、句会の始まる頃にお腹がおかしくなった。家で作った弁当持参だったから、それが何かおかしかった?梅干しをたくさん入れてあったのに。
ともあれ、それ以外は楽しく過ごせた一日だった。

ぼろぼろの秋蝶なれど風に乗る  KUMI
コメント (4)
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