KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ねこじゃらし公園

2017年09月03日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

我が家は市内の南のはずれに位置するので、夫の病院へ行く途中はすべて隣の市内になる。
病院までの道のちょうど中間あたりに、小さな児童公園がある。公営住宅らしき建物と、普通の住宅地の間、地主が自治体に敷地提供して公園になっているような(隣の市なので詳細はまったくわからない)砂場があってベンチのある、小さな公園。
別のルートもあるけれど、私も通院には良く使った道、小さな子供連れが居たり、営業のサラリーマンらしき人が休んでいたり・・という場所だった。
でも、今年の夏は、人影を見かけたことがない。
なぜなら、公園はねこじゃらし(えのころ草)に覆われていて、ベンチに座るにもねこじゃらしをかき分けて行かねばならない状態だ。これでは幼児は近づけない。


子供の座れる、手前の白いものはウサギ?耳がないけど。向こう側は亀なので多分うさぎ。

この公園のベンチには思い出がある。
一昨年8月末、内科医の紹介状を持って病院の循環器科へ外来で行く途中、歩けなくなってここで休んだ。まだ診断のつく前のこと、でも、その半月ほど前から、100mも歩くと足が動かなくなるくらいに疲れやすくなっていた。心臓のポンプが壊れていたから、全身に血がめっぐらなくなっていたのだ。無論、夫の付き添い付きだったけれど・・10分の道のりを30分くらいかかったかもしれない。
ようやく病院へ着いて、ドクターに言われたのは「外を歩いたら死にますよ」バッタリ倒れて打ちどころが悪くて(車にぶつかったり線路に落ちたり・・)命を落とすことがあるというのだ。二日後の緊急入院が決まり、帰路はタクシーを使った。

去年も一昨年も、この公園、ここまで「ねこじゃらしだらけ」にはなっていなかった。
隣の市からすれば北の外れの公園、見放されているのだろうか?
貧乏な我が市とは違い、町の名にもなっている大企業の〇芝工場とか、競馬場とか、刑務所とか、羨ましいような財源があるのに。・・〇芝の破綻で、はたで見るよりも財政が良くない自治体になってしまった?

三毛猫の尾の色となるねこじゃらし KUMI
コメント
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