KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

花水木

2018年04月10日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

あっという間に新緑が町を覆い、花水木が我が物顔に主張し始めてしまった。


午後、用あって市役所まで地域バスに乗ったら、こんなに花水木が多いとは思わなかった、というくらいあちらにもこちらにも。嫌いな花ではないけれど、やはりアメリカ風の春になってしまう。日本の水木の花はおとなしい白い花でしかない。
そういえば、この花、私が子供のころには見たこともなかった。珍しい街路樹・・と思ったのはいつ頃からだろう?気づいたら新しい街並には必ずといっていいほどこの木が植えられて。確かに今風の白っぽい家には似合う。でもなんとなく寂しい。

どこにでもありさうな町花水木 KUMI

去年、作った句。

市役所へ行ったら駐車場の枝垂桜を見たい、と思っていたのに、今年は早く咲いてしまったから、もう葉桜だった。当たり前、町のどこにもソメイヨシノは見えなくなったのだから。

桜蕊降るや山鳩啼きやまず  KUMI
コメント
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