KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

富士山麓

2018年04月24日 | 旅行
昨日の話です。

昨夜、少しだけアップしようと思って書き終ったつもりが、なぜか記事が全部消滅した。バックアップ機能があるのでいつもならそれが使えるのに機能しない。
仕方なく、寝てしまった。

で、今日ゼロからの話。

いつもこの時期に、我が家の墓参りに行く。秋の彼岸と、義父母の命日が4月5月なので。義父が余命いくばくもない時に買った墓なので、遠いからと文句も言えない。週日なら車で片道2時間くらいでもあり、富士山麓なのでドライブを兼ねて。天気が良ければあれこれと行く所は多いし・・でも、昨日は、朝の上の写真を河口湖インター付近で撮って以後、富士山は雲にお隠れになってしまった。

霊園で、ちょっと用があって管理事務所で話し込んでいたら、昼食時間になってしまった。
いつもなら他の場所で摂る昼食、仕方なく霊園の食堂で。
「しらす丼」というのがあって、ああそうか、ここは静岡県だった、と知らされた。中央道を山梨から行くので静岡県、という認識がなくなっていた。


まさに駿河湾の味。沼津までそう遠くない距離なのだ。今年はシラスが不漁とかで、我が家の方では結構値が高いのに、何ともぜいたくな量がご飯の上に山盛り。こんなにたくさんの釜上げシラスを一気に食べたことがない。ご飯は残したものの、シラスは全部いただいた。値段も、ほどほどだった。

富士山が見えないので、あとの楽しみは鳴沢のミツバツツジの群落を見ること。
去年も同じ時期に行って、まだあまり咲いていなかった。ところが・・今年は早かった。いつもならGW明けくらいの勢いで満開だった。












ここの道の駅の駐車場脇に展望台がある。まさに富士山が巨大に見えて、圧倒される。但し見えれば、の話。薄日は差しているのに富士山は裾野すら見えなかった。


日帰り温泉の露天湯からも同じように見えて、富士山が覆いかぶさってくるような気分になる。露天湯であとから入ってきた二人連れが「富士山、どこに見えるのかしらねえ」と。
思わず「ここから、目の前にど~んと見えるのですよ」と教えてしまった。
楽しみに遠くから来た方には、気の毒な日だった。

潮の香の溢るるやうに白子丼  KUMI
コメント (2)
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