濃紫陽花

天気　曇のち一時雨

午前のうちは降らないというので散歩に出たかったのに、シンガポールでの歴史的米朝会談の中継に見入っているうち、昼になってしまった。
お国の外へ出た「かの人」の姿は世界に晒されて、でも、よくもまああんなに肥大なお腹になったのだろう？と呆れる気分になった。
老い先短い私は、ともかく当分の間でも平和に暮らさせてもらえればいい。夜中や明け方のＪアラートは困ります。

雨の前にちょっと買い物に出ただけで、籠りっきりになった日。紫陽花が色を濃くしていく。こちらは上の花の株とは別の花。


上の紫陽花は、色がだんだん濃くなっていき、最後は深い藍紫になって終わる。
下の紫陽花は、これが最後の糸で、みごとに空色。今は西洋から逆輸入された様々な色の紫陽花があるけれど、青に勝る紫陽花はないと思う。白が好きな時期もあったけれど、今年はなぜかこの色に魅かれる。

明け易し雨音ののち鳥のこゑ　　KUMI