天気 晴
今日もまた小春日和。大久保の俳句文学館での勉強&持ち寄りの句会。
新宿のもまた澄んでいて、裏通りの混み合う電線が目立った。この通り、20年間通ううちに普通の家がなくなって小奇麗なアパートが増えていき、それでも電柱と電線だけは相変わらずなのだ。単身の外国人が住民に多いようだ。
今日は7人の参加プラス郵便の投句1人。吟行句会とは違って色々な句のあるのが楽しい。
句会に間に合わなかったが、イタリア人の青年・デイエゴも仕事を終えてから来てくれた。来月は一時帰国するというので、来年帰京したら又、句会を一緒に出来るだろうと思う。何しろ俳句も翻訳して本にする、という彼の日本語は今どきの日本の青年より勉強しているからこちらも負けそう。
句会の成果はあまりなかったものの、今日は楽しめた。
今日の句に出た季語に「蒸飯(ふかしめし)」というのがあった。冬の季語にあるのは知っていたものの、句会で見たのは初めて。私には昔、ご飯を温めるために蒸した、という意味は解っていたが、少し若い世代の人は「おこわのように蒸したご飯」と思っていたらしい。いえいえ、電子レンジのない時代は蒸し器を使ったのですよ。
と、半世紀以上前、狭いアパートで始まった新婚生活のみすぼらしさを思い出してしまった。
秋天へ街の電線混沌と KUMI
今日もまた小春日和。大久保の俳句文学館での勉強&持ち寄りの句会。
新宿のもまた澄んでいて、裏通りの混み合う電線が目立った。この通り、20年間通ううちに普通の家がなくなって小奇麗なアパートが増えていき、それでも電柱と電線だけは相変わらずなのだ。単身の外国人が住民に多いようだ。
今日は7人の参加プラス郵便の投句1人。吟行句会とは違って色々な句のあるのが楽しい。
句会に間に合わなかったが、イタリア人の青年・デイエゴも仕事を終えてから来てくれた。来月は一時帰国するというので、来年帰京したら又、句会を一緒に出来るだろうと思う。何しろ俳句も翻訳して本にする、という彼の日本語は今どきの日本の青年より勉強しているからこちらも負けそう。
句会の成果はあまりなかったものの、今日は楽しめた。
今日の句に出た季語に「蒸飯(ふかしめし)」というのがあった。冬の季語にあるのは知っていたものの、句会で見たのは初めて。私には昔、ご飯を温めるために蒸した、という意味は解っていたが、少し若い世代の人は「おこわのように蒸したご飯」と思っていたらしい。いえいえ、電子レンジのない時代は蒸し器を使ったのですよ。
と、半世紀以上前、狭いアパートで始まった新婚生活のみすぼらしさを思い出してしまった。
秋天へ街の電線混沌と KUMI