KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

臘梅(ロウバイ)の香り

2020年01月25日 | 俳句
天気 曇一時晴

昨日のこと。
帰路の電車を降り改札口を出たら、臘梅の香りがどこからか・・改札口の前の地元野菜の店で売っていたのだ。短く切った枝を数本ずつに束ねて、一束350円。野菜は地元産が殆どで生産者名が書いてあるが、臘梅には何も書いてない。思わず一束を買ってしまった。まだ手にしていたJRのカードが使える店。
香りが大好き。今頃、府中郷土の森のロウバイ園は見ごろだろう。4年前の写真。


去年、その臘梅を見る吟行句会の途中で、夫から電話があり、緊急入院すると・・。あまり良い思い出がないので、今年はロウバイ園へ行く気分にはなれない。
かなり蕾がついているので数日はもつかと思われたが、暖かい部屋では花持ちがわるくて、今はもう、傷み始めた。でも香りは部屋に漂っている。

という昨日の、その電車が最寄り駅へ到着する直前のこと。電車が急停車した。急ブレーキ、というほどではなかったので、降りる客は立ち上がっていたものの危険はなかったようだ。私は、着いてから立てばよい、と思ってまだ座っていた。
窓の外を見ると、なんと、塀の上に我が家が見える。あらまあ、ここで下ろしてくれたら塀を登れば我が家だわ、などと。線路に人が立ち入っていたので確認中、ということだった。
立ち上がってみたら・・目の前にびっくりの光景が。


わが家の裏の、崖の下にはこんな落書きがあったのだ。駐車場の下になる。ムッとした。
線路へ下りるには、金網の高い塀を乗り越えねばならない。跨線橋の脇に下りようとすれば下りられる場所はあるけれど・・昼間、ということはないから、真夜中のしわざ?これを消すのは、どうもわがマンションの責任らしい。そんな話を聞いたことがある。
電車は10分ほどで走り出した。カメラマンが立ち入っていたのだという。どこから入ったの?こんなところで電車を撮るなんて・・と、これまたムッとした。
10分でも電車を止めたら、補償金を払わねばならないことを知っているのだろうか。

臘梅の花びら錆びてなほ香る  KUMI
コメント (2)
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