天気 晴のち曇
テレビで京都の寺院の散り紅葉の風景を放映していた。昔、行ったことのある光悦寺。やはり今頃だったような・・本当に綺麗だったのを思い出した。
まだ、こちらの散り紅葉は早いかも・・写真は、よく通った吟行地・川崎市の生田緑地の2014年の紅葉。ここはあまり人の通らない場所で、真っ赤に色づく楓が数本あるだけの場所だったので紅葉の名所ではなかった。川崎市民家園に隣接する場所、吟行に行ったときあまりにも綺麗だったので、その数日後、民家園とここを一人で撮影に行った時の写真。
最近、というか今年の秋は、今まで行ったところの写真や人さまの旅の写真など眺めても、又行きたいという気分があまり起きない。
多分、とてもこの体力では近場ですら行けないし、行っても楽しめないし、と妙に「悟り」を得たのだろう。もう、写真を撮ったころに戻ることは不可能、しかも今出かけるにはマスク着用してコロナに気を付けて・・などと制限のある行動では、楽しめる訳がない。正直なところ、私は、1秒でもマスクはしたくないほどマスク着用が難行苦行なのだ。最近は、心臓機能が半分か6割くらいになっている、とドクターが言うように余計苦しい。今は道路を歩くときはマスクなしだが、それでも息苦しいのだから仕方がない。
でも館内は部屋を一歩でも出たらマスク、という今の暮らしにガマンしているのは、クラスター起こした時の閉鎖生活を二度も味わっているから。自分一人で済むことではないので、自分が感染源になるのも怖い。
もう、あちこち出かけて旅の楽しい時間はたくさん過ごしたし、美しいものもかなり眺めてきたし・・もういいや、という気持かもしれない。
もう一度海を見たい、と思い、少しでも元気になれた頃に姪が連れていく、と約束してくれたけれど・・それも、もういい。夫と行った最後の旅で、懐かしい瀬戸内海の風景を満喫したし。
今は、せめて先月のイレウス入院前の体力に戻って、いつもの散歩道だった公園の散り紅葉が見られたら・・
公園の銀杏、2年前のものなので、ここへ来てから行ったのだろう。
紅葉且つ散るやこの景ひとりじめ KUMI