KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

終りの始まり

2016年08月29日 | 暮らしのつぶやき
22日のブログにコメントをいただきました皆さま、ありがとうございました。
ご返事が出来ませんでしたこと、お詫びいたします。

姉の葬儀が26日に終わり、今日が初七日。葬儀のときに初七日法要も一緒におこなったので、今日から普通の暮らしに戻ることにしました。
喪主、などというのは夫に先立たれたときになるもの、と思っていたのに、家族葬ながら私が喪主になってしまいました。もう一人の姉は様々な事情で色々なことに関わる余裕がなかったので、結局は、亡姉の何もかもを背負わされた私にお鉢がまわってきた訳で。

葬儀は、逝った者にとっては人生の終わり。
喪主なぞになってしまった私には、また別の諸々の後始末の始まり。元気な間に終るかしら?という諸々です。
終活を何もしていなかった独身者は、入院中もさんざん私を東奔西走させましたが、今度は、お墓です。実家の菩提寺に入れねばなりません。
高齢で障害者の私には日帰りはちょっときつい距離、でも一泊するほどの距離でもなく・・

そしてちょっとばかり残った資産の相続。亡兄姉には甥姪がたくさん居ます。

ともかく、ひとつのことは終わったので、少しは自分で自分の時間を「管理」出来るようになりました。入院当初から外出不可能で不治と診断され、何ヶ月も続いた病院からの「命終の電話待ち」状態から解放されました。

このブログをお読みの皆さま、せめて、お金は誰もがすぐに使えるようにしておきましょう。
通帳の場所、暗証番号、離れて住む身内にもすぐ依頼出来るようにしておきましょう。
それがイヤなら、出来るだけ多くの現金を解りやすいところに置いておきましょう。ドロボーなんて滅多に入るものではありませんから。

眠り眠りて露の世の命果つ   KUMI
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
眠り眠りて (ふきのとう)
2016-08-30 08:29:48
kumiさんの秀句に絶句してしまいました。
ほんとうにお疲れ様でした。
                  合掌
返信する
お疲れさまでした (dolce)
2016-08-30 10:27:28
お忙しい毎日で、お姉様とのお別れの淋しさなど
感じる暇もなく過ぎた一週間だったと思います。

お悔やみ申し上げます。

8月下旬の同じ時期ですので2年前、4年前の両親の葬儀を思い出しました。

どうかお疲れが出ませんように、ご自愛くださいませ。
返信する
ふきのとうさん、ありがとうございます (KUMI)
2016-08-30 15:25:29
葬りの句はよく目にしますけど、自分が喪主では作れませんね。
兄のときは結構良い句?を作ったのですよ。
何しろ、葬儀が終わればそれでお終いでしたので。

でも、少しづつ、句を作れる余裕は出来そうです。
返信する
dolceさん、ありがとうございます (KUMI)
2016-08-30 15:36:18
お一人でご両親を看取られたのですから、dolceさんのご苦労、解ります。
何よりも精神的な負担は「命終待ち」、という日々でした。

台風が来てくれて、私には「お休み」になり、明日からまた活動します。
dolceさんも、終わりの始まり、でご苦労されたのでしょうね。
お察しします。
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