KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

黄葉(もみじ)・御岳渓谷

2012年11月13日 | お散歩写真
天気 曇がち

昨日、TVで御岳の玉堂美術館前の銀杏の映像が流れていた。もうきれいに色付いていて。
それを見ていたら、無性に大銀杏を見たくなり、御岳渓谷へちょうど昼ごろに着くようにと出かけてみた。家からは車で1時間半ほどだ。

渓谷の紅葉はまだちょっと早い。


紅葉が見頃になると銀杏は散り始めて、美術館の前は金色のじゅうたんになる。それもまた良いが、思い立った日に行っておかないと天候の都合やら自分たちの予定やらがあってなかなか決められない。

上の写真は美術館の対岸からのもの、下が、美術館の中庭からの銀杏。


今日はどんより曇っていて、でも曇っている方が美術館の中庭からは逆光にならずに済むので、かえって良かったかもしれない。
と思いつつ外へ出て橋を渡って対岸から銀杏を眺めていたら、雲間からさっと日が射した。金色に輝く大銀杏に、眺めている人たちから歓声が上がったほどだ。


8月の終わりの吟行で食事と句会とをした旅館で昼食に蕎麦を食べる。真っ黒な音威子府(おといねっぷ)産という蕎麦、先日は句会の前とあってゆっくり味わう余裕もなかった。蕎麦好きの夫も旨い、と言っていたから、その甘みの強い蕎麦、今日は美味しくいただいた。

帰路に、近くの櫛かんざし美術館へ寄った。



実は、御岳渓谷やら奥多摩へ行くたびにこの美術館の前は数え切れず通っている。
寄ってみたい、と思いつつ、夫は興味がなさそうだし、私も少し侮るところがあった。が、今年になってから江戸時代の蒔絵の世界を描いた小説を読んだ。しかも酒井抱一などの実名の画家も出てきて、実物の写真にこの美術館のものが数点使われていたのだ。
何で今まで寄らなかったのだろう・・と思うくらい、精緻な江戸の工芸に驚嘆した。館内からの渓谷の眺めもみごとだった。

御岳は今年で三度目。奥多摩は、色々と奥が深い。
他の写真は後日。

ひかりあふ銀杏黄葉(もみじ)と太陽と  KUMI

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