KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

翅ぼろぼろになるまで

2024年09月18日 | 俳句
天気 晴のち曇のち雨

まだ猛暑日復活、どこかでゲリラ雨の気配。昨日は仲秋の名月だったというのに陽気はまだ真夏のままだ。
今日も体調良くないので閉じこもったまま。血流と心臓の動きが少し回復している・・と言われていなければ、この頭痛は脳梗塞かも、などと思ってしまう。一応、先月の検査では血管は詰まっていないらしいけれど・・
見えない体の奥のことはサッパリ解らない。

上の写真、2017年の今日、撮ったものだ。散歩の帰りの公園だったと思う。
彼岸花に黒揚羽とはすてきな取り合わせ・・とばかりにカメラをズームにした覚えがある。でも・・ヨロヨロと飛んでいくのを見たら、黒揚羽はボロボロだった。当時はまだ、私はボロボロまでいっていなかった。でも、今日見ると・・懸命に彼岸花の蜜を吸おうとしている蝶が、自分に重なって哀れ。
見なきゃよかった。


昨夜の仲秋の名月は、結局、見なかった。東の空はすっきり晴れていたので、ラウンジの灯りを消してもらえばよく見えた筈。でも、最近、私の階の夜勤職員は常勤の介護士ではなく、顔を見たこともない派遣の介護士が毎晩交代で来ている。各階に一人、当直が居るのは安心ではあるけれど、初対面の不愛想な大男の介護士に「月が見たい」と言って灯りを消してもらったり・・というのはメンドクサイ。「常勤の職員に訊かないと、勝手なことは出来ない」などということになるかもしれない。もう、面倒なことはイヤ。小さなトラブルでイライラすることが続いているので、職員にもなるべく近づかないことにしている。
満月は明日だし・・格別見たい訳でもないし・・と諦めた。
が、今日は晴れそうにない。最近は旧暦8月に「秋」は感じないのだから、10月の「後の月」、の方が良いかもしれない。熱帯夜の仲秋の名月、なんて、俳句になりそうもない。

15日締切の今月のネット句会の題が「月」だった。およそ、ここでは月を見る機会はないし、創作するしか・・と、出した句。なんだかねえ、と思った句なのに、二人が、点を入れてくれた。

月光の窓辺眠りし嬰児(やや)を置く  KUMI
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4 コメント

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Unknown (ふきのとう)
2024-09-19 07:12:57
破れ蝶と真っ赤な彼岸花、哀れを誘いますが「絵画」の様でもあります。昨夜は美しい満月が見られました。今朝の室温は26℃と涼しく、長続きしてくれたらと思いました。なぜか、家の横の小川の土手に今年は未だ彼岸花が咲かないのです。土手に火の手を上げたような光景が、果たして見られるでしょうか。
返信する
昨晩は失礼いたしました。 (小父さん)
2024-09-19 11:06:35
昨日の東京都心は、観測史上「最遅」の猛暑日だと伝えていましたね。

>見えない体の奥のことはサッパリ解らない。

私も16~18日の午前3時頃に、きつい咳が出だして吸入してもどうしても止まらないので朝食を摂って椅子に横になり落ち着いて1時間程横になりラジオ体操に行ってきました。
今朝方は無事でした(笑)。

>彼岸花に黒揚羽とはすてきな取り合わせ・・とばかり・・・

緑と赤に黒揚羽のコラボが最高です。
黒揚羽の翅も揺れているんですかね?

>小さなトラブルでイライラすることが続いているので、職員にもなるべく近づかないことにしている。

私も近隣で失礼な発言をした人間には顔も合わせたくなくなり避けて生活しています。
日頃はお人よしに振舞っていますが、テレビに出てくる人も含めて好き嫌いは激しいです(笑)。

>熱帯夜の仲秋の名月、なんて、俳句になりそうもない。

季語を選ぶのも難しくなつってきそうですね(笑)。

>なんだかねえ、と思った句なのに、二人が、点を入れてくれた。

あらあら・・・

「月光の窓辺眠りし嬰児(やや)を置く  KUMI」

最近、嬰児を見かけると、ついつい見つめてしまいます。
テレビドラマにも次々と赤ちゃんが出演しますね。
1歳半くらいの乳児はどうして走ろうとするんでしょう?(笑)

有難うございました。
返信する
ふきのとうさん、静岡も・・ (KUMI)
2024-09-19 16:07:46
猛暑の埼玉の名所で彼岸花の開花が遅れ、困っているようですが、涼しいと思えるふきのとうさんのお宅の方も、ですか。でも、朝の気温が20℃を割れば、すぐにも咲くようですよ、もう少しです。嫌いな蝶の写真、ご覧いただいてありがとうございます。
こちら、ゲリラ雷雨がやっと過ぎたのでパソコンを開きました。
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小父さん、ゲリラ雷雨がやっと過ぎました (KUMI)
2024-09-19 16:28:06
今日は、午後の雨に振り回されて・・
新しい記事を投稿しようとしたら雷鳴が始まり、もう意欲減退でパソコンを閉じました。

そうそう、昨日のご返事に施設の食事のことを書き忘れました。
運営会社の(かなりの大手の会社)子会社?の給食専門の会社が請け負っています。
厨房の職員も派遣された社員が常駐しています。
ですので、ここで作るものと、温めるだけのものとあるようで・・
味は悪くありません、でも今の時節柄、材料の質が落ちる一方です。

若くて元気な頃と違い、何かに怒ると非常に疲れます。
「触らぬ神に祟りなし」と思うことにしました。
カッとすると軽いパニック障害になるので、心臓に良くありません。
小父さんも、ストレスは避けるのが一番、だと思います。
ラジオ体操に行かれる元気を保つためにも。

先日、テレビで四季の話の時、面白いことを言うアパレル関係の方が。
「春・夏・猛暑の夏。秋・冬」と五季になった、と思い商売しているとか。
よく「秋がない」とか言いますが、そういうことですね。夏が増えた、と思うことに。
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