天気 晴のち曇 一時雨
街を歩いていたらしい中年男性が、歩道で息耐えていたという。昔で言えば「行き倒れ」昔は、貧しい旅人が何日も食べずに衰弱しての末だったが、今は熱中症らしい、とのこと。恐ろしい・・でも、潔い最期なのかもしれない。
そんなニュースを見てしまうと、いつ心臓発作が・・と、外へ出る気分にはとてもなれない。
涼しい写真が思いつかなかったので、元気の出るヒマワリを。
体調悪いことばかり書いても、元気になる訳ではないので・・
猛暑続きを句にしようと、歳時記を開いてみた。歳時記の細かい字はちょっと面倒なので、最近は電子辞書ばかり利用しているけれど。
昔は極暑、というのが最高の暑さだったようで、古い句も多く残っている。「猛暑」は「極暑」の傍題でしかない。なので、例句もまだない。
天気予報の世界のコトバから発生したのだと思うから、仕方ないとはいえ・・
「この暑さはたまらぬ、暑さ極まった」と思って極暑という熟語ができたのだと思うけれど、今は、極暑・酷暑の上に「猛暑」があって、汗みどろになるガマン出来ない気分の蒸し暑さが「溽暑」・・えっと・・猛暑と酷暑って、どちらが上だったっけ?調べるのも暑苦しい。
そうそう、写真のようなからりとした空の太陽が照りつける暑さは「炎暑」だった。炎暑、と書くとジクジクの今の日本の暑さは感じない。炎暑の真昼なら、緑蔭へ避難して冷たいものを飲むのも、美味しい・・と感じられそう。
城跡といえど炎暑の石ひとつ 大木あまり
こんな句をどこかで読んだことがあって、やはり歳時記に載っていた句だった。
炎暑、という季語にあまり暑さを感じないような、最近の猛暑続き。
冷房入れればいい、と言う問題ではない。足先だけが冷えてしまい、私は凍傷みたいに足先を病んでいる・・って、やめようと思いながら、今日も体調不良の愚痴が出る。他には何もないし・・
※「・・いつまで続くこの猛暑」の「・・」にお好きな上五を付けると句になります。猛暑籠りのお遊びに。
「水飲むやいつまで続くこの猛暑 KUMI」
極暑酷暑炎暑と書いて猛暑の日 KUMI
今年は行きませんでした(汗)
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https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/43db17e227e5e1c463694b2f3068efe5#comment-list
>街を歩いていたらしい中年男性が、歩道で息耐えていたという。
そんなことがあったのですか。
>・・・今は熱中症らしい、とのこと。
私もこの4日くらいラジオ体操とウォーキングを欠席しています。
目眩の前症状だと思っていますが、薬は1日7錠も飲んでいるのに・・・、どうも熱中症の方も前症状じゃ~ないかと勝手に思っています。
>昔は極暑、というのが最高の暑さだったようで、古い句も多く残っている。
そうでしたね。
気象庁なのか、次々と暑さの新造語が発表されています。
>天気予報の世界のコトバから発生したのだと思うから
あれ、和訳でしたか。
>「この暑さはたまらぬ、暑さ極まった」と思って極暑という熟語ができたのだと思うけれど
なるほどですね。
>汗みどろになるガマン出来ない気分の蒸し暑さが「溽暑」
はじめて聞く溽暑(じょく‐しょ)ってgoo辞書にありますね。
「庭山は埃汚れの溽暑かな/圭岳」と言う句も添えてありました。
あ~、「炎暑」という表現もありましたね。
英語への通訳者は困ることでしょう?(笑)
>炎暑の真昼なら、緑蔭へ避難して冷たいものを飲むのも、美味しい・・と感じられそう。
いやいや、日陰に入るだけでも救われますね。
>炎暑、という季語にあまり暑さを感じないような、最近の猛暑続き。
日本語が気候変動に追いついていけないみたいです(笑)、いや(泣)ですね。
>今日も体調不良の愚痴が出る。他には何もないし・・
いいと思いますよ、ご自分の日記なんですから。
「こよみ見るいつまで続くこの猛暑 kei」
遊んでみました(汗)
「極暑酷暑炎暑と書いて猛暑の日 KUMI」
ユーモラスです。
有難うございました。
良い句ですねえ。最近はカレンダー、と表記してしまい、暦を忘れていました。
〇日 猛暑明け
なんて、どこにも書いてありません、でも毎日それを期待する気分です。
ヒマワリは元気の出る花ですが、咲いている時季は猛暑で・・
涼しくなれる花ではありませんね。
コスモスを待つ気分です。
ともかく、子供も老人も炎熱を避けて真昼は家に居ることですね。
室内でも救急車の世話になる人が居るそうですが、冷房にケチるのは老人ばかりです。
さっき、ちょっと買い物に行きましたら、もうバテています。