KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

紅葉のじゅうたん

2021年11月28日 | 俳句
天気 晴 木枯し

写真は、いつも吟行句会で行っていた生田緑地の民家園の外側。民家園の中には紅葉が殆どなくて、この一画だけが真っ赤に染まる。あまり人の通らない場所なのでちょっとした穴場の紅葉。重たいデジ一持参では俳句どころではなくなるので、これは吟行のあとでカメラだけ持って撮影に行ったものだと思う。7年くらい前のもの。とにかく、足元が真っ赤に染まってみごと。人があまり来ない場所なので踏み荒らされない。これほどみごとな日はなかった・・ただ、曇天だったのが少し心残りだったことを覚えている。
心臓も健在だった、元気に歩き廻れる最後の頃だったと思う。



懐かしい写真を見ても、また行きたい・・とはあまり思わないのが不思議でならない。今の体調の状態では何処へ行っても元気な頃と同じようには動けない。元気な頃に戻りたい、とはチラと思うことはあっても、無理だと悟ったので今の状況で楽しめることしか出来ない。
今月初め、大好きな昭和記念公園へ友人に連れていってもらい、つくづくとそれを思った。日差しの中でお弁当を囲んで、それが今の私には最高に楽しいこと、だった。前の年には行けた銀杏並木まで行こう、とは思わなかった。
散り紅葉を楽しみたかったら、近所の公園へ行ってみるのがいいのだが・・来月初めには入院するので、それまで体調を崩す訳にはいかない。とくに、風邪で熱を出すことは禁物なのだ。
今日は朝から、何となく風邪気味で、少し熱っぽい。普段なら37℃くらいの熱に驚かないけれど・・何とか、これ以上の熱が出ないことを祈るのみ。

短日や文字の大きな請求書   KUMI
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4 コメント

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Unknown (小父さんK)
2021-11-28 21:59:36
「短日や文字の大きな請求書」
みじか日と読むんでしたっけ?
前に書きましたか?自由律の句会に押し込まれる前はNHK俳句をぼーっと観ていまして、VHSのテープにたくさんダビングしていました。

「文字の大きな請求書」がなんとなくユーモラスに聞こえます。

あっ、テレビで観ていたのは「夜長」の勘違いでした(汗)


さてさて「紅葉のじゅうたん」は信じられないくらいの紅色ですね!
圧倒されませんでしたか?

人っ気がないのがまたいいです。
なんだか写真趣味の者が殺到しそうですが、そこも穴場たるところでしょう。

これに青い空が入るとまた違った印象でしょうね。

>また行きたい・・とはあまり思わないのが不思議でならない。

最近の私でしたが、2021年11月25日の「紅葉狩り」からちょっと意欲が湧いてきました(笑)

>前の年には行けた銀杏並木まで行こう、とは思わなかった。

これって、私の低山歩きへのあきらめの気持ちが似ています。
KUMIさんに「まだ歩けます!」と書いていただいて「そうかな~」とも思い始めています(笑)

>これ以上の熱が出ないことを祈るのみ。

どうぞゆっくり体を休めて下さい。

有難うございました。
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覚えています (ふきのとう)
2021-11-29 07:56:19
生田緑地、私も大好きな所です!お笑い下さい。四季折々をkumiさんのブログで楽しませて頂いたものですから。落ち葉や花を絨毯に例えますが、これぞ見事な絨毯、上等な緞通ですね。
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小父さん、紅葉のあたり年dったような・・ (KUMI)
2021-11-29 14:30:39
今年は、やはり六甲山でもあまり綺麗な紅葉ではありませんね。
雨がおおかったので、紅くなりきれなかったのでしょうか。
この写真の年は、かなり綺麗だったと記憶しています。
この場所はほんの数本の木のある、狭い所。
裏道で人が通りませんので、散ったばかりの紅葉がそのままになっていました。
曇天で暗かったので、色の補正はしていませんが明暗は加減したかもしれません。

小父さんは鍛えていますからまだまだ大丈夫、と思います。
でも、動けるうちに行ける所には行っておいた方がいいですよ。
年をとると、自分だけではなく、思いがけないことが家族にも起きるかもしれません。
私も、74歳まではとても元気に動き回れたのですが・・

ここの関係の請求書は、数字が凄く大きく印刷されています、高齢者向きに(笑)
現金支払いではありませんけど。
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ふきのとうさん、ほんの一画の紅葉です (KUMI)
2021-11-29 14:33:16
新百合までお出ででしたから、ここもご存知なのですね。紅葉の季節はさほど見所はありませんが、ここだけが別格です。知らない人が結構いるのですよ、紅葉の季節以外はなにもない場所ですので。
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